アイリスNEO 伯爵家の悪妻

著者名：江本マシメサ【著】/なま【イラスト】

一迅社（2017/07発売）

• ISBN：9784758049580

内容説明

公爵令嬢ヘルミーナに持ちこまれた婚姻話の相手は、社交界一の遊び人と噂の伯爵家子息エーリヒだった。結婚を受け入れたヘルミーナは、結婚生活の条件を手紙で送りつける。無理難題ばかりのはずが、エーリヒは結婚生活が楽しみだと嬉々としていて……!?　「この先の生涯、ヘルミーナ様の犬か下僕になります」って、この人何を言っているの!?　迫力系美女妻と人誑しな夫の、甘くない新婚ラブ、WEB掲載作に書き下ろしを加え書籍化！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダージリン]

見た目が派手で、能力値が高すぎて求婚者がいないヒロインは、斜め上の行動力の持ち主ですが、肝心な時には素直で可愛らしいので萌えますね(笑)。王の勧めた婚約者エーリヒはスペックは高く、心も広くと思ってたけど、笑顔で追いつめる怖い人(笑)。コメディ成分がとにかく面白かったです! (板金鎧とか～)

2018/04/12

[ぐっち]

社交界一の遊び人と悪女の夫婦は、実は…。なんだかんだ言いつつヒロインがいいコで、だんだんラブラブになっていく様子を堪能しました。最近マシメサさん続けて買っているので、他のも読みます。

2017/06/04

[よっち]

強気な公爵令嬢ヘルミーナに持ちこまれた婚姻話の相手は、社交界一の遊び人と噂の伯爵家子息エーリヒ。勘違いから始まる迫力系美女妻と人誑しな夫の甘くない新婚生活。結婚にあたって無理難題を突きつけたら、喜々として受け入れるエーリヒ。徐々に明らかになってゆく誤解の真相に戸惑いを覚えるヘルミーナでしたけど、それでもついやり過ぎてしまうじゃじゃ馬の彼女みたいな存在は、エーリヒくらい出来た人じゃないと釣り合わないですね（苦笑）様々な周囲の妨害を乗り越えつつ、何だかんだでお似合いになってゆく二人の関係が素敵な物語でした。

2017/06/01

[陸抗]

全てにおいて、完璧すぎるヘルミーナ。その為、婚期を逃していたのだけど、叔父の紹介で結婚することになったエーリヒは、彼女以上に変な人だった。エーリヒへの誤解が解けるたび、ヘルミーナはエーリヒへの恋心を募らせていくけど、それと同時進行で2人でとんでもないこともやらかした。仲の良い場面が少なかったのが淋しいけど、楽しかった。

2017/10/02

[リディア]

webで読みました。ヘルミーナの行動は時々嘘でしょって感じがありますが面白いです。エーリヒは始めの段階から愛があるようてちょっと疑問。裏があるような態度に世間の評判。暫く私も勘ぐってました。でもお姫様を守る騎士のような態度や優しい話し方とか嘘っぽいけと良かった。ああいう丁寧な物言い好きです。他者には腹黒ですが。

2019/03/01