内容説明
幕末、妖ながら人の医師を装う玄眞。その助手で刀の化身・マル。彼らと奇妙な友情を結ぶ浪士・カク。三人は神隠し事件を追って妖の支配する世界「裏京都」に足を踏み込む。が、真の敵は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
13
幕末の京都で人間に混じって医者を営む玄眞と『かけら』のマル、浪士のカクが妖絡みの事件を追っていくお話ですが、幕末京都のことが詳しく書かれていて勉強になります。とにかくマルがかわゆい!続き出たら読みたいです。2016/10/30
鍵ちゃん
8
ときは幕末の京都。人のふりをして町医者を営む妖の玄眞と助手のマル。そして彼らと奇妙な縁を持つことになった浪士カク。おりしも町では子供たちが消える神隠しが発生し、3人は真相を追ううち妖たちの世である「裏京都亅に足を踏み入れる。しかし解決したかにみえた事件は意外な展開をみせ、ついには玄眞、カクの刃が唸る!楽しく可愛らしい妖怪もいたら、最後の亡霊は凄まじかった。そして浪士カクがどうも近藤勇ではないかと思われた。2020/09/25
mokona
7
妖と人との、物の見方や考え方の違いが、とても面白く書かれていた。出てくる妖達も、個性的かつ魅力的(妖なのだから個性的は当たり前なのかw)。とくに、この物語の主要人物である、玄眞とマルの関係性は読んでいて微笑ましい。続刊が出たら読みたいナ。 2017/03/05
悠
5
神に近いあやかし、玄眞が医者をしている京の都のおはなし。 面白かった❢ あやかしが出てくるし付喪神もいる。2023/03/11
RINGOoisiiiiiii
4
妖でありながら人に混じり医者をしている玄眞とマルと、唯一その正体を知っている人間のカクが人攫い事件を追って行くお話し。面白かったです!妖の我関せずな態度に怒るわけでも説教するわけでもなく、そういう生き物だと受け入れているカクに好印象!玄眞の本当の正体は一体なんだろうか上級であるのはわかるけど神の喧嘩の仲裁役として出向くくらいなんだからそうとうな妖なのか神なのか…。見かけたら次巻買います。2015/10/14
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