大福帳の狩人 - 帳合屋音次郎 取引始末

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大福帳の狩人 - 帳合屋音次郎 取引始末

  • 著者名:藤村与一郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • PHP研究所(2017/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569761824

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内容説明

「帳合屋」は、大店などの依頼主に新規取引の道筋をつけて斡旋料を受け取る商売。今でいうブローカーだ。彼らに持ち込まれるのは、成功すれば大儲けになる「うまい話」や、犯罪のにおいがするような「ウラの話」も数多い。音羽の音次郎は、元能役者の色男で、腕も立つし、機転もきく。帳合屋宿の津国屋に属し、相棒の笛彦兵衛や手下の松坊主、壺ふりの女・弁天の小万らとともに、津国屋に持ち込まれるさまざまな案件に対処していくのだ。津国屋に大量の大福帳が持ち込まれた。商家の売買の金額が記された大福帳はその店の命綱。高く売れることは間違いないが、なぜこれほどの数が流出したのか!?――表題作「大福帳の狩人」をはじめ、「呂宋の壺」「危ない読売」「落とし文」の4篇を収録。「江戸時代を舞台にビジネス小説を書く」というコンセプトのもと、新境地に挑んだ著者の会心作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いえのぶ

2
新規取引の仲介をして斡旋料を得る帳合屋。町奉行所同心を兄に持つ音次郎が帳合屋に持ち込まれる怪しい案件の謎を解く。献上紅茶、ゴシップ記事、贈収賄と投書、大店の大福帳の4編。ストーリーがシンプルすぎる。登場人物の描写がもっと深いとより面白くなりそう。2014/06/19

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