内容説明
「私はずっとブスでした。性格はもっとブスでした」「体重70キロ超え、歩く姿は二足歩行の豚、美人憎しの陰気なブス」だった著者が見つけた幸せとは? 「心をつかまれた」「自分にも当てはまる部分が沢山」「もっと詳しく知りたい」等、Twitterで話題騒然の実話を完全書き下ろし! 本文では、ブスの毎日、生い立ち、美人との出会いによって訪れた転機、そして内面から起きた変化から、好転しだした人生まで、読めば自分が愛おしくなってくるエピソードが満載! 「美人は単に外見だけの美しさでできているものではない」「美人とは、自分も周りの人も大切にして、人を幸せにできる人」「ブスにはブスのワケがある」等、美人を呪ってきたかつての自分とサヨナラして、美人スパイラルに入っていく筆者の姿は実に爽快。誰の心にもある美人とブス――女性ならどちらも持っている2つの心をリアルに描き出しながら、前向きな気持ちにさせてくれる一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
96
ブスであったことのコンプレックスについて本のネタにする。いいことなんじゃないですかね。コンプレックスを中途半端に終わらせず、自分がブスであることにとことん向き合って「美人」であろうとする姿勢は。この話の教訓は「ブスが美人になる方法」ではなく、周りの人がドン引きするぐらい何かに集中することで世界が変わること。「〇〇できなくでどうせ自分なんか…」と愚痴を吐くひとは自分も含め、男女を問わず世の中にはごまんといる。「〇〇できるようにする」行動こそが人生における「美人」か「ブス」を決めるのでは。2018/11/09
香菜子(かなこ・Kanako)
35
「美人は性格が悪い」って本当!?ブスが美人に憧れて人生が変わった話。フジコ先生の著書。女性は嫉妬する生き物。誰もが羨むような美人に対して、嫉妬したり、罵詈雑言を言ったり思ったりは誰しもが持つ経験だと思う。でもそんなことをしても時間とエネルギーの無駄。美人になるには外見と内面の両方を上手に磨くことが大切。女子は前向きに元気よく、そう思える一冊です。2018/10/10
左端の美人
23
【ひねくれ系おブス必読】じゃないでしょうか!「沼の底でお互いを慰め合っている間に、美人はさらに美しくなろうと頑張っているのに」「美人とは自分も周りの人も大切にして人を幸せにできる人だった」「おそらく、この世には100%の美人も、100%のブスもいません。美人もブスも誰の中にもいます。」面白く気合いの入る本でした(^^)2017/05/12
ひさしぶり
17
「でも、だって、どうせ」が口癖。体中がマイナスエネルギーでいっぱいで心の中はいつも苦しかった元ブスの華麗なる?変身話。きっかけがあり自分を素直に見つめれば、あとは行動あるのみ!自分もスーパーで同級生にバッタリ会って自身の疲弊度を認識したもんなあ。ジミ顔には派手服を独自スローガンに。今はババアにはプリティを。(*´艸`)キャ2019/10/25
sleep@芒羊會
16
映画の待ち時間にフラリ立ち寄った書店でチラ見した話の内容に惹かれ、翌日ガチ読みしにTSUTAYAに直行して読破した話。 タイトルの「ブス」「美人」を自分のコンプレックスに当てはめて考えれば、誰にでもあてはまる話。 『美人とは 自分も周りの人も大切にして人を幸せに出来る人だった』この本の本質を一言で言うならこんな感じ。 そういう人で、私もありたい。(^^) 2017/05/11