ワニプラス<br> 無意識と対話する方法 - あなたと世界の難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力 -

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ワニプラス
無意識と対話する方法 - あなたと世界の難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力 -

  • ISBN:9784847095375

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内容説明

グーグルほか世界の一流企業や教育機関が注目する新しい時代のコミュニケーション方法「ダイアローグ(対話)」について、話題のロングセラー『無意識の整え方』著者の前野隆司教授と在米の社会システム研究者・保井俊之教授がやさしく解き明かす一冊。
「ダイアローグ」とは単に他人と意見交換をする「議論」や「会話」とは異なり、自分の無意識に眠る知恵から気づきを得るという古くて新しい手法です。
地球環境問題など複雑性が高く、予測の難しい現代の難問に対しては従来の二元論的な考え方ではなく、「ダイアローグ」的な考え方こそ有効なソリューションをもたらすといわれています。ひらめきやイノベーション、そして協調をもたらす「ダイアローグ」が個人を、世界を、日本を、地方を、幸せな変革へと導きはじめている事例も満載です。


【著者情報】
前野隆司(まえのたかし)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント科教授。1962年生まれ。
著書に 『無意識の整え方―身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣』(ワニ・プラス)、『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』(筑摩書房)などがある。

保井俊之(やすいとしゆき)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。1962年生まれ。
主な著書に『「日本」の売り方: 協創力が市場を制す』(角川oneテーマ21)など。
(本書は無報酬での執筆で、意見にわたる部分は私見です。)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

43
討論(ディベート)ではなく、対話(ダイアローグ)が求められている現代社会。実は私たち日本人にはその素養が十分に備わっていることを教えてくれる良書。はっきり主張しない。白黒つけずに保留する。日本人の短所とされたこれらのことが、実は多様な論理の共存を可能にする知恵だったとは!ストレスフルな西洋近代型の思考から脱けだすことが求められているように感じます。ちなみに大流行中のマインドフルネスも日本から輸入されたものなんだそうです。2017/01/29

ミッキー・ダック

21
近代合理主義や進歩主義では解決できない問題に対処する方法として世界で注目されているダイアローグ=「対話」について、慶大のシステムデザイン・マネジメントの専門家2人が対談。◆「対話」は、従来の意識や論理による表層の対話ではなく、無意識の中に蓄積記憶された歴史文化の古層を掘って、豊かな感情や知恵を汲み出す方法論。◆他人や環境との対話を自分の無意識との対話に反響させ、問題解決やイノベーションに必要な「気づき」を得たり協創したりする。◆論理の限界と無意識の重要性が、今様々な分野で注目されている事が分かる。 2017/04/10

おおにし

16
討論は苦手な私だが、酒を飲みながらダラダラしやべっているときに思わぬアイデアが浮かんできたり、雑談しているうちに相手と意気投合するということを何度も経験してきた。これがいわゆるダイアローグだったのかもしれない。仕掛けてダイアローグを実践することは難しそうだが、日ごろからもっと雑談する機会を増やしてみようかと思う。我々の無意識(古層)の中には表紙の絵のような炎を囲んで語り合った太古の記憶がきっと眠っているに違いない。2018/07/30

コジターレ

11
ダイアローグをテーマとした対談本。スカイプによる対談ではあるが、二人のやりとりこそダイアローグであったと思う。知の巨人の話は知らないことが多くて理解しきれないところもあったが、ダイアローグについての考えを深めるために大変参考になる本だった。2017/12/07

Tenouji

7
見えないものに対する意識が欧米でも高まって来ているのかな。2017/06/28

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