内容説明
5月12日の産経新聞1面で〈慰安婦「謝罪の碑文」取り消し〉報じられたように、慰安婦問題の原点といえる吉田清治氏が建てた「謝罪碑」が「慰霊碑」に書き換えられました。
なぜ「吉田清治」長男は「謝罪碑」を書き換えようと思ったのか。
どのように書き換えは行われたのか。
なぜ「慰霊碑」という碑文にしたのか。
「取り消し」がいかに大変なことか。
長男の苦悩が明らかになります。
また、父・吉田清治とは何者か、誰が吉田清治をつくったのか、慰安婦問題とは何かもよくわかる内容です。
そして、「あとがき」で明かされる書き換えられた「慰霊碑」の衝撃の結末…。
日韓合意をはじめとする今後の日韓関係を考えるために必読の一冊です。
【目次】
プロローグ 「父の謝罪碑を撤去します」
第一章 終わらせる
第二章 父・吉田清治
第三章 「語り部」にされた男
第四章 社会党、挺対協、北朝鮮
第五章 誰が「吉田清治」をつくったか
エピローグ リアリズム
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
224
反日無罪は中韓に限った事では無く日本にもあった。日本軍悪玉説を補強するためなら発言はノーチェック、疑問を挟もうものなら正義に対する裏切りという。この歪んだ言論空間が吉田清治という嘘つきモンスターを育ててしまった。ご長男の心中察するに余りある。碑文を正しく変更できたことは称賛に値する。共産党から立候補とか子息をソ連に留学させるなど怪しさは目立つが行動が政治的動機による確信犯だったかどうかは判らない。むしろ単に生活費欲しさの虚言だったようにも読める。2020/08/12
yoshida
133
従軍慰安婦問題。日本が国家と軍で多くの朝鮮人女性を強制的に連行し奴隷の様に働かせたという虚構。日本政府の命令も、軍の命令もない。そもそも問題の発端となった吉田清治の作品が創作であり裏を取らずに朝日新聞が取上げ国際問題となった。吉田清治の長男は罪滅ぼしとして、韓国にある父が建てた謝罪碑の撤去に動く。吉田清治を取り巻いていた北朝鮮、KCIA、旧社会党の暗躍。賠償として日本から金を引き出す為の利権があり、吉田清治もその一部であった。何より、朝日新聞や社会党等は売国組織である。自国を貶める人々を私は理解できない。2019/05/19
それいゆ
57
謝罪碑を設置した側がその碑文を書き換えると、警察は捜査に乗り出し、無断で碑石を替えた「公用物件損傷罪」に当たるとして、逮捕令状を請求しようとする。本書を読んで初めて知りました。慰安婦問題について日韓合意は間違いだったと堂々といい、見直しを主張する文在寅新大統領。日韓基本条約が締結されていても、そんなの関係ないという。盗んだ仏像は返さない。公衆の面前で日の丸が焼かれる。慰安婦の少女像は日本公館前に鎮座したままで、さらに増やそうとする。竹島の占拠。不愉快なことが次々頭に浮かんできて、気分が悪くなりました。2017/07/15
金吾
32
主義主張は自由であり、否定されるものではありません。しかし故意の嘘で主張を通すのは間違えていますし、軽蔑に値すると考えます。吉田清治氏と朝日新聞はやっていい限界を越えていると感じます。ご長男は大変きつい立場だと思いました。2022/08/07
T坊主
32
１）勇気がある長男だが、父である吉田清治、同じ年頃の朝鮮人を養子にする等怪しいところもあり、社会党、朝日、南北朝鮮とWINWINの関係だったのだろうが、それにしても嘘まで書いて日本人としての自尊心はなかったのだろうか。２）日本人の顔をして、反日活動をしている連中がまだ多いようだが、職業のようにしてその旨みで暮らしている連中が多いのかな。３）外務省はまだサハリン支援として毎年１億ちょっと支出していると。これもソ連が条約を破って侵略して、朝鮮も南北に分裂。こういう事を外務省はなぜ言ってこなかったのか。2017/11/03
