内容説明
学校の目的は「すばらしい人を作る」ことではなく、「社会に適応できる人」を育成すること。自由も管理も理想も現実も、こと教育となると極端に考えがち。問題を「分けて考えて」、より「マシな」解決の道筋を見つけよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
35
教育幻想 クールティーチャー宣言。菅野仁先生の著書。社会学の博士課程を経て、社会学の専門家である菅野仁先生の視点から日本の教育問題を指摘している良書です。閉鎖社会で過ごす学校関係者や教師は視野が狭くなりがち、一般社会から見たら非常識になりがちだから、菅野仁先生のような別の分野の専門家からの意見を柔軟に取り入れることが必要だと思います。2018/09/28
香菜子(かなこ・Kanako)
28
教育幻想 クールティーチャー宣言。菅野仁先生の著書。社会学の博士課程を経て、社会学の専門家である菅野仁先生の視点から日本の教育問題を指摘している良書です。閉鎖社会で過ごす学校関係者や教師は視野が狭くなりがち、一般社会から見たら非常識になりがちだから、菅野仁先生のような別の分野の専門家からの意見を柔軟に取り入れることが必要だと思います。2018/09/28
ドレミ
15
前作「友だち幻想」からの本書。筆者の提唱するピュアネスのためのリアリズム。興味深い。相対する「ルール関係」「フィーリング関係」、「事柄志向」「人柄志向」など、わかりやすく社会学の立場から論じられているのが、興味深かった。2021/08/10
Koichiro Minematsu
14
教育、子育てには、ピュアな理想とシビアな現実を併せて伝えていき、そこでの揺れ動く心身の体験が、子供も親も学校の教師も育てていく。理想論だけのカッコいい教育では人として生きていくことは、もはや今の日本ではできない。2018/11/04
ATS
14
★☆☆もうちょっと上手く書けないかなぁというのが正直なところ。抽象化しすぎてわかりにくい(産業的身体やら恒常性感覚やら、、、)。あと根拠も少なく、やや強引なこじつけも見られる印象。しかし、内容は心の教育ではなくてルールを守らせるや学校はすばらしい人間をつくる所ではなく、社会に適応できる人・社会に有用な人をつくる所など納得する所もあり。2016/11/16
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