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内容説明
平成28年4月から、地方自治体でも能力・実績による人事評価が導入されます。能力・実績で評価するということは必ずしも「成果主義」の導入を意味しません。むしろ、より公平で公正な人事評価制度として活用する狙いがあると言えます。
実際に人事評価をつける側としては「部下に反発されたくない」と思って評価を均したり、手控えたりしてしまいがちです。ただそれでは折角の能力評価を活用しているとは言えず、制度が形骸化してしまう恐れがあります。
本書では部下の納得感を高めることで、人事評価を通じて部下・組織をより組織にとって良い方向にマネジメントしてゆくノウハウを公開しています。
具体的な評価業務の進め方や各種評価資料の作成方法、評価者になったつもりで行う演習問題など実践的な内容を幅広く掲載しています。
皆さまの「評価力向上」にぜひご一読ください!
目次
第1章 人事評価の基本
なぜ今、人事評価なのか
人事評価の機能
人事評価の目的
「納得感」をともなう評価
業績・行動・能力
業績評価と能力・姿勢評価
姿勢評価
能力評価
自治体の評価表
第2章 目標管理の基本
目標に「よる」マネジメント
目標を持つと人は変わる
いかに「よい目標」を立てるか
「変革」につながる目標設定
第3章 目標設定段階のポイント
目標管理のプロセス
管理者としての考え方
組織目標の設定
コラム(1):バランスト・スコアカード
個人目標の設定
目標設定面接
第4章 評価段階のポイント
業績評価の考え方
業績評価の方法と進め方
能力・姿勢評価の方法と進め方
評価フィードバック面接
第5章 公正な評価
評価情報の収集
コラム(2):SABOモデル
評価エラー
評価者の心得