ドン―最強の敵か、最良の友か

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ドン―最強の敵か、最良の友か

  • 著者名:飯島勲【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • プレジデント社(2017/06発売)
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  • ISBN:9784833451192

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内容説明

小池百合子都知事の天敵の正体

抵抗勢力と呼ばれた日本の既得権益と闘い続けた飯島が、
今、なぜ、「本当は魅了されている」と告白するのか

弓なりの日本列島を隠然たる権力で差配してきた男たち――。
永田町生活40年、鮮血の足跡。

【著者紹介】
飯島 勲(いいじま・いさお)
1945年長野県辰野町に生まれる。1972年小泉純一郎の衆議院初当選と、その秘書となる。竹下内閣、宇野内閣で厚生大臣秘書官。宮澤内閣で郵政大臣秘書官、橋本内閣で厚生大臣秘書官。小泉内閣で首席総理大臣秘書官。元自由民主党秘書会副会長。永年秘書衆議院議長表彰、会陰公務員内閣総理大臣表彰を受ける。現在、内閣官房長官参与(特命担当)、松本歯科大学特命教授、ウガンダ共和国政府顧問、シエラレオネ共和国名誉総領事、コソボ共和国名誉総領事。著書に『人生「裏ワザ」手帖』『リーダーの掟』『秘密ノート』『ひみつの教養』『孫子の兵法』など多数。

【目次より】
◆はじめに――最強の敵なのか、最良の友なのか
◆日本のドン
◆特別対談――「飯島さんこそ、日本のドンだ」服部幸應
◆政治とカネ
◆政治の本質とは何か
◆ドンと汚職事件
◆終わりに――日本よ、リーダーたちよ
◆巻末付録対談――「ドンにはタバコがよく似合う」白鳥真太郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

anken99

5
小泉元総理の右腕、剛腕、飯島勲氏による「ドン論」。都議会のドン内田さんから始まって、角さん、そして厚労省時代のエピソードなど、面白い内容でページをめくる手が進む。興味深かったのは、官僚に対する見方。確かにスーパーエリートたちが、好き好んで、給料の安い公務員になるのは、やはり国を動かすだいご味があるからと。30~40代の官僚は、死ぬほど働いているという。知識も現場経験も豊富な彼らを、天下り禁止という言葉でひとくくりにしてしまうのは、人材を失うまずい機会かと。いろいろな意味で面白い本でした。2020/03/17

謙信公

5
大局的な方向性を示すのがリーダー、具体的な方策を描いたり利害調整できるのが「ドン」。「ドン」は悪ではない。社会には裏表がある。「根回し」は必要。すぐれた調整役は縦割り社会の弊害を補う。けだし抵抗勢力とあだ名され、革新(?)的なリーダーの政敵になる。小池知事は「ガラス張り」作戦と都議会自民党の腰砕けを利用し、点数を稼いだ。豊洲、五輪とも曖昧な態度で都民から「努力賞」という名で支持率を維持するが、結果は「変更なし」。結局、何にもできないのと同じ。厚生省の顛末から見ても、この著者が今一番の「ドン」かもしれない。2019/09/24

Humbaba

4
権力は唯持っているだけでは効果がない。それをどう使えば最も効果的かを考えて采配を振るうからこそより権力が強まる。その行いのカカには法的に見れば危うい橋を渡っているところもあるかもしれない。しかし、その誤りが、他の鉱石までもを打ち消してしまうわけではない。2017/10/19

ROY

3
贈呈されたので読んでみた。政治の裏を少し開示しているが、重要なこと本質的なことは何も書かれていない。政治は利権と割り切っているが、もう少しまともな国はあるように思う。2018/07/02

BMI-22

2
●大局的な方向性を指し示すのがリーダー、実現するためのロードマップを描いたり利害調整できるのがドン。●やりたいこととやらなければならないこと、やりたいこととできることの区別。自分の置かれている客観的な状況、組織にとっての優先順位や緊急度をわきまえて「やるべきこと」を整理した上で実行に移す。2017/08/02

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