日本がもし100人の村だったら

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日本がもし100人の村だったら

  • 著者名:池上彰【著】/池田香代子【協力】
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • マガジンハウス(2017/06発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838720378

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内容説明

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21世紀以降の日本では、多くの人たちが今「これからの社会」を考えている。
そんな絶好の時機に、「日本がもし100人の村だったら」、この村はどうなっているのか。
過去と比べて、未来を予想して、海外とも比較して<日本の最重要課題>を「100村方式」による数字で語らせたのが本書です。

今回は、「社会をわかりやすく解説する」第一人者、池上彰さんが著者となり、
「100人の村」の池田香代子さんには対談で、
さらにこの村の問題点を語り合っていただきました。

とくに21世紀以降の、雇用や医療や教育における「格差」「貧困」などが問題となり、
「100村」もそうした身に迫る重大なテーマを中心に構成を立てました。

項目立てを明快にし、<もくじ>も設け、
文中には欄外に池上さんのミニ解説を付けました。

ラストには、すでに始まっている低炭素社会やコミュニティのいくつかの動きを紹介し、未来へ希望をつなげています。

1億総中流社会が崩壊し、いろいろな人がいるこの村での、
あたらしい社会のあり方が模索されています。

もくじは以下の通り。
人口減少/少子高齢化/外国人/人口と富の集中/産業/地方と国/NPO/教育/消費/宗教/世帯/未婚、離婚/雇用と収入/社会保障、富の再分配/医療、福祉/犯罪と自殺/住宅/メディア/エネルギー効率/農林水産、自給率/バーチャル・ウォーター(仮想水)/低炭素社会/コミュニティ
あとがき対談 池上彰vs.池田香代子 政権交代後の希望の「100人の村」

●著者紹介
池上 彰(いけがみ あきら)
1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHK入局。2005年まで32年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1994年から11年間は、「週刊こどもニュース」のお父さん役としても活躍。『14歳からのお金の話』『14歳からの世界金融危機。』『14歳からの世界恐慌入門。』(すべてマガジンハウス)など、著書多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

74
著者はご存知池上彰氏。2009年刊行につき使用しているデータはやや古めですが、もし100人の村だったらどれくらいの割合かを示した一冊。例えば村人100人のうち、64人が大人、13人が子供、23人がお年寄りなど、人口と富の集中、教育、宗教、未婚・離婚、医療・福祉、犯罪・自殺など、様々なデータを提示していてとても理解しやすかったです。出来れば最新のデータでアップデートされたものを見てみたいです。2022/10/14

かおりんご

28
2009年に書かれた本なので、今とはだいぶ状況が変わってきているかもしれないけれど、とても興味深いデータでした。このまま児童に提示するのは難しいけれど、分かりやすくしたものを授業の導入や道徳で使いたいと思いました。2014/01/13

亮さん

25
うん、考えさせられるなぁ。こんなにもこんなにも日本は苦しい国なんだ。本当に今、国をよりよく変えなければ大変なことなる気がする。池上彰さんの試みから日本だけでなく他の国々との比較もあり為になる。2017/02/11

AKIKO-WILL

25
2009年に出された本ですが、世界がもし100人の村だったらの日本版を池上彰さんが書いています。日本が抱えている問題をこうやって数字で表してくれるので読みやすいです。治安は、昔50年前よりも少なくなっているのに日常生活のなかで漠然と感じる不安をさす「体感不安」悪くなっている。それが自殺する人が増えている現状。良い面は、生産のために使うエネルギーは、世界一の省エネ技術を達成し、東京のエネルギー効率も世界一だと。とても興味深い本です。2014/02/01

ばりぼー

24
働いている100人のうち40人は年収300万円以下です。平均で430万円です。男性が533万円、女性が271万円です。子供100人のうち15人は、食べるものや着るものに困り普通の暮らしができません。怪我や病気をしても治療を受けられない子がいます。100世帯のうち26世帯は貯金がありません。2世帯は生活保護を受けています。44世帯は国民健康保険に入っていますが8世帯は保険料を払えません。小中学生100人のうち14人は給食費や学用品費などが払えません。100人のうち1.5人は認知症、4人は介護が必要な人です。2021/10/02

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