創元推理文庫<br> 半妖の子

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創元推理文庫
半妖の子

  • 著者名:廣嶋玲子【著】
  • 価格 ¥662(本体¥602)
  • 東京創元社(2017/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488565053

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内容説明

しとしとと雨降る梅雨の夜、太鼓長屋で養い親の千弥と暮らす弥助のもとに、一人の客が訪ねてきた。化けいたちの宗鉄と名乗る男は、妖怪の子預かり屋の弥助に、八歳になる娘を預けたいという。山奥で、他人と接することなく暮らしていたのだが、母親が亡くなり男手ひとつではどうにもならなくなったのだ。女の子の名はみお。母親が亡くなる少し前から、父に対して心を閉ざしていた。白いお面をつけ、ひたすら周囲を拒絶するみお。だが、弥助のもとに預けられる子妖怪達と接するうちに、みおに変化が……。大人気のお江戸妖怪ファンタジー第4弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

73
今回は半妖の子、みおを預かる。みおは、妖怪である父親を好きだけど素直になれない。しかし、弥助と暮らすうちに心を開き始める。そんな最中に二人はピンチに陥る。弥助はだんだん成長してベビーシッターらしくなってきたなぁ。子供の扱い方に慣れてきている!一方千弥は嫉妬したりして可愛らしくなってる。今回も可愛くて面白くてハラハラして一気読みだった。2020/09/18

ひさか

64
2017年6月創元推理文庫刊。書下ろし。シリーズ4作目。今回も、楽しめた。良くできたファンタジーです。2017/08/24

はつばあば

58
なんと言いましょうか・・これだけ素直に人の心の内を当てられちゃイヤミスとかいうのも形無しだねぇ。「人の不幸は蜜 の味」っていうけれど、自分ばかりが不幸だなんて思いあがるのも甚だしい。半妖怪のみおちゃん、とと様に愛されて育ってきたのに妖怪はイヤかねぇ。人だって妖怪になりたい者もいるんだよ。そういやぁTVでありましたねぇ、妖怪が「人間になりた~い」っていう「妖怪人間ベム・ベラ」もう一人はなんだっけ。それは兎も角、シリーズ物の4巻だけ購入・・なんて間の抜けた事をしてしまった。当分続くだろうから完結するまで待とう2017/06/17

すがはら

56
妖怪より人の方が怖い。半妖の子が素直になれて良かった。弥助は本当に優しくていい子だな。ねずみ達の小石が妖怪化するまでに100年かかるというところで、千弥が妖怪にとっては大した時間じゃないと言ってたけれど、千弥の寿命ってまだ妖怪規準なのかな?弥助が歳をとっても千弥はそのままなのか。先行きが気になった。2018/02/24

真理そら

43
まさかまさかの久蔵さんのお相手w2022/12/19

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