ぼくの手を借りたい。

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ぼくの手を借りたい。

  • 著者名:つくね乱蔵【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 竹書房(2017/06発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784812497456

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内容説明

生霊から想い出まで、つかめます。

昆明館(こんめいかん)大学の名物サークル「心霊現象研究ゼミナール」、略して「心研ゼミ」に所属する大学生・岬健吾(みさきけんご)の右手にはある特殊能力があった。
それは、過去に手を伸ばしたり、霊など実体のないものをつかんで具現化させてしまう力だった。
顧問の後藤田(ごとうだ)教授は健吾の特殊能力を見込み、同じく霊と話せる力を持つ女子学生・西脇由香(にしわきゆか)とコンビを組ませ、怪奇事件の解決にあたらせる。
触ると家族の記憶を失くしてしまう桜の木、飛び降り自殺を繰り返す霊、病棟に現れる少女の死神……事件の裏に隠された切なすぎる真相を追いながら、健吾はその右手で彷徨える魂を救おうとする。
だいじょうぶ、この手をつかんで――涙ホロリとくるハートフルホラーミステリ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

16
ディジー最高!ホラーながら楽しめました。お助け人形面白過ぎ。次作はあるのかなぁ?2017/10/05

ネムコ

11
「超怖い話」主催の「K-1グランプリ」の頃から知っているつくね乱蔵さんのホラー小説。ホラー? いや怖くはなかったですね。名物教授に目をつけられて、アルバイトで心霊事件を解決する気の弱い男の子と気の強い女の子の心霊ギャグ、とか言ったら怒られるかしら(笑) 毎回登場するお助けグッズに、かならず入っている曰くつきの人形が笑った。2013/12/14

ぶうたん

5
実話怪談で知られる著者のラノベホラー。詳しくは知らないが、純粋な創作はこれだけなのだろうか。実話怪談とは異なり怖さは無く、ギャグを交えて軽快に読み進めることができる。ありがちとは言え、ツンデレヒロインと草食系男子の凸凹コンビのやりとりは楽しく、レーベルが続いていたら続編も読んだかもしれない。2023/06/14

かなっち

4
つくねさんのホラーが面白かったので、手に取りました。ギャグとホラーがミックスされて、なかなか面白かったです。ただ、親が虐待する話はちょっと悲しかったけど…。主役二人の笑える掛け合いや、一番最強そうな教授、喋る人形の魔除けグッズなど、いろいろと好きな要素が詰まってました。もっと読みたいと思ってしまって、終わるのが残念になった1冊でした。2016/08/24

木冬

4
タイトルの奇抜さに惹かれて購入。ぼくの手を借りたい。どういうことだという気持ちで読み始めると、テンポが軽くて読みやすかった。ホラーにしてはそれほど怖いわけでもなく、キャラが明るくて思わず笑ってしまいました。主人公の、主人公にしては活躍が少ないのではと思いつつもなんだかんだで最後頑張ってましたし。最近の作品の傾向なのか、たまたま読んでいた本にそういう子が多いのか女の子の気が強いのなんの。主人公より主人公らしい(笑)飄々とした教授に振り回される二人の漫才みたいな掛け合いも良いし、教授自身も面白い。続かないかな2014/01/23

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