内容説明
日本はなぜ難民を受け入れないのか――? 難民問題を考える入門書的な一冊! 「東京・四谷の雑居ビルの六階にあるNPO法人・難民支援協会のドアを開けると、たちまち「日本の中の別世界」に引き込まれます。」 難民問題が世界的に注目されるなか、世界第三位の経済大国・ニッポンはなぜ難民を受け入れないのか? ふくれあがる難民申請者とそれでも日本の片隅でたくましく生きる人々、そして難民を支えようとする日本の企業や草の根の活動から、難民問題について多角的に考える。 私たちの意識を変える現場からの提言。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
20
牛久の施設の酷さに心が痛む。読むのが辛いと思ったが後半は希望が持てる展開。私も何かお手伝いしたい2017/07/19
ののまる
11
2016年の難民認定数28人。んなわけないだろう。私の周りにも本当に迫害されて日本に逃れてきた難民が40人はいるし。トランプ移民政策どうのこうのとか、いう資格なし。2017/07/05
paluko
9
読書会のために『アフリカの難民キャンプで暮らす』を読んで少し関心が出てきたところで目にとまり、ボリューム的に読みやすそうだったので。この本で初めて知ったこと。1)日本出身の難民がいる(2011年時点で176人)。2)東日本大震災後の支援ボランティアに参加した難民・難民申請者が203人いる。3)ユニクロの「難民インターンシップ制度」。4)2012年度の「日本への第三国定住」希望者はゼロだった。…この本は英治出版から2013年に発行されたものに加筆修正し、ポプラ新書から出版された。2022/01/29
のぞみ
3
「難民」という言葉は知っていても,その言葉のもつ印象とその実情は異なる。自分を振り返ってみると,身近なところに難民という方がいたとしてもアンテナを張っていないから気づいていなかっただろうし,いることを知っていたとしてもその人の方を向いていただろうか。難民の方に限らず困っている人に「人道的支援を」と思いつつも実際に何か行動に移しているのかと問われたら「いいえ」としか答えられない。できることを行動に移したい,と久々に強く感じた。2021/03/04
彩
2
2020現在も日本の難民認定率は1%に満たない状況が続いている。 私は社会系の学科に通っているが、国際支援とか規模が大きすぎて何の力にもなれない、自分たちにできることはあまりに小すぎると思っていた。それでも今回難民問題に目を向けてみて、支援に少しでも携わりたいという気持ちになったし、まずは皆がこうした問題に対して知ろうとする姿勢が大切なんだろうと思う。2020/01/18
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