祥伝社文庫<br> 映画じゃない日々

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紙書籍版価格 ¥586
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祥伝社文庫
映画じゃない日々

  • 著者名:加藤千恵
  • 価格 ¥586(本体¥533)
  • 祥伝社(2017/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396337940

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内容説明

「あんな男といたら、不幸になるよ」この台詞があたしに突き刺さったのは、基樹と離れられない自分と重なったから。彼は浮気をしている。別れなきゃと言い聞かせても、今はただ一緒にいたい……(「彼女じゃないあたし」)ある映画を通して、戸惑い、嫉妬、希望――不器用に揺れ動く女性のリアルな感情を綴った8つの物語。それぞれに短歌を添えて贈る切ない小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

91
「○○じゃない」女性たちの不器用な心の揺れが愛おしかったです。決してネガティブではなく、淡々と一歩前に進んでいる気がしました。映画を通じて感情が描かれていることで、感情が凄く伝わってきます。切ない短編に添えられた短歌も物語の余韻を味わわせてくれました。2016/03/17

❁かな❁

86
加藤千恵さん作品を読むのは3作目。小さな映画館に映画を観に来ていた女性達の8編の短編集。10代〜20代後半で職業も立場も違う女性達が不安や悩みを抱えている。加藤さんの作品は甘々ではなくストレートな言葉で表現されていて好き♡だからとてもリアルに感じる。こちらの作品は短編の後に短歌がそれぞれに添えられていてとても素敵♪『ゴールじゃない結婚』『決定じゃない未来』はお互いの視点で描かれています。『愛情じゃない封筒』『彼女じゃないあたし』は切なかったです。「明日には消えるとしても構わない今も魔法を信じてるんだ」2014/02/28

みっこ

58
電子書籍にて。同じ時間に同じ映画館で、同じ映画を観ていた女性たちの連作短編集。この設定は初めてで面白かった。1つの章が短いので、さらっと読めます。でもさらっと読めすぎて、あまり印象には残らない。1話目の女子高生の話が一番好きだった。後半は共感できる登場人物がいなくて残念。各章に添えられたイラストが可愛く、短歌も素敵で、作品を彩っていました。2018/04/16

じょんじょん

57
同じ映画館で同じ時間に同じ映画を見ていた女性8人視点の短編集(8人目はおそらくその映画の主役、同じ時間に見ていたと思いたい^^)著者は高校生歌人だった方なんですね。一篇ごとの短歌がいい感じ。たまたま、同じ環境を共有しても、あたり前だけど境遇、状況は人それぞれ。みなさん程度の差こそあれ、現況の自分に充足感がない人ばかり。リア充なんて言葉もあるけれど、現実世界でもそうそう充足感のある生活なんてないかもしれない。女性らしい心の揺れ、変化が新鮮に読めました。#1の女子高生が好き、#3の主婦が一番かわいそうでした。2019/05/29

りゅう☆

51
初加藤千恵さん。女子高生、OL、専業主婦、フリーター、恋人同士、就活生、恋人とケンカ中の彼女、主演女優。同じ場所、同じ時間に同じ映画を観た人たちの悩みや日常を描く。そういう構成は少しリンクしたりしていいと思うが、映画のテーマ「かすかな光、ゆるやかな再生/きっと何度でも生まれ変わることができる」をもっと掘り起こすのかな?と思いきや、ただ、今自分の中の不満、後悔、嫉妬、願望のある現実を受け止めただけで結局は現状は変わらない。だからなのか、全体的に心に響くことはなかったかな。2015/03/30

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