今や世界5位 「移民受け入れ大国」日本の末路 「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する

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今や世界5位 「移民受け入れ大国」日本の末路 「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する

  • 著者名:三橋貴明【著】
  • 価格 ¥1,287(本体¥1,170)
  • 徳間書店(2017/06発売)
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  • ISBN:9784198644048

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内容説明

著者が2014年に『移民亡国論』を発表して以来、世界では移民問題が大噴出、英国のEU離脱やトランプ大統領の誕生を招くなど、その警告はことごとく的中した。だが、安倍政権は移民政策の危険性を無視し、国民の知らぬ間にすでに日本は世界第5位の移民受け入れ大国となっている! 在日問題からインバウンド、高度外国人材まで、語られぬ「不都合な真実」を暴き、これから日本に起こる政治・経済・民族的大混乱を予測、いかに対処すべきかを問う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

25
①移民受け入れ②安全な国家③国民の自由 ①②③のうち2つまでしか実現できない。これが「移民政策のトリレンマ」である。本書では、「明るい北朝鮮ことシンガポール(多民族共生のため国民の自由をあきらめた)」「自国の法律では制限できない移民流入の弊害がテロという形で噴出したフランス(非常事態宣言の常態化にて、国民の自由と安全な国家の双方が侵犯されている)」「意外な肥満体国メキシコ(NAFTAにより国家の安全が侵食)」などを例に挙げて移民政策のトリレンマを解説。その上で日本で進行する移民政策に警鐘を鳴らしている。2017/10/21

mazda

18
どこから圧力がかかっているのかわかりませんが、在日韓国朝鮮人の犯罪件数が報道されることはほとんどありません。しかし、外国人犯罪の半数は、彼らが引き起こしています。生活保護などの社会保障費もかかっていますが、それでも移民受け入れを容認するのでしょうか?少子高齢だから、労働力が少ないから、賃金を安くできるから移民受け入れ賛成、という人たちは、20年後の日本を想像できますか?移民比率が15%のスウェーデンは、すでに犯罪大国です。全ては正しい民意にかかっています。2019/12/08

出世八五郎

18
納得できる移民受入の弊害を述べているが、移民自体について具体的に述べてるのは序盤のみで、以降は移民を受入れなくていい経済政策的理由を述べている。高度経済成長時代、西側諸国が人手不足を理由に移民受入を開始したがボロボロとなった。日本は冷戦真っ只中であり移民受入不可能であり生産性向上で経済成長を達成した。今現在も生産性向上させるだけで移民は必要ない。移民受入は日本国民の所得を上げない。詳細な記述はないが、面白いと思ったのは、高度経済成長時代の方が転職が多かったという。2017/07/26

やす

10
「トリレンマ」の単語が何度出てきたか分からない。3年前の「移民亡国論」も読んだがそれ以上に深刻な状況になっている。是非皆さんに読んでほしい。備忘録:欧州と同じペースで外国人労働者が増える日本・「移民受け入れ」「安全国家」「国民の自由」は2つしか同時に成り立たない・日本語が外国人との競争から国民を守っている(運送業など)・国家戦略特区に外国人メイドを盛り込むことでほくそ笑む竹中・一度却下されても何度も申請できる日本のおかしな難民認定制度・人手不足・高齢化だからこそ外国人に頼る前にやれることが沢山ある。2017/06/19

スウィーニー校長

9
★★★★★ 移民の受入、国民の自由、安全な国家、この3つは同時に成立できない(トリレンマ)。 国民の自由を犠牲にした移民国家がシンガポール。 安全な国家を犠牲にした移民国家がEU。 グローバリゼーション、国家主権、民主主義もトリレンマ。民主主義ではないグローバル国が中国。国家主権を失ったグローバル国がEU。 トリレンマの成立を前提にすると、日本が捨てるべきなのは、移民受入れと、グローバリゼーションだろう。 安易な移民受け入れではなく、生産性向上で少子化を乗り切るべき。 2018/04/18

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