幻冬舎文庫<br> パリの国連で夢を食う。

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幻冬舎文庫
パリの国連で夢を食う。

  • 著者名:川内有緒【著】
  • 価格 ¥721(本体¥656)
  • 幻冬舎(2017/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344426177

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内容説明

チャンスを掴んだのは31歳の時。2年前に応募した国連から突然書類審査に合格との知らせが舞い込んだ。2000倍の倍率を勝ち抜き、いざパリへ。世界一のお役所のガチガチな官僚機構とカオスな組織運営にビックリしながら、世界中から集まる野性味あふれる愉快な同僚達と、個性的な生き方をする友人らに囲まれて過ごした5年半の痛快パリ滞在記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

28
 自分らしくあるためにとはよく言うけれど、行うは難し、日暮れて道遠し。でも、川内さんは、地道に悩んで迷って、答えを出していく、そういう素直な姿を本を通して読者に見せてくれる。ありがたいなぁと思った。2019/07/03

ジュール リブレ

27
羽田空港でパリ行きの便から読み始め。花の都パリの、国連で起こる出来事は、多様性から程遠い日本社会とは大違い。食堂での大サルサパーティとか、国連用語のヴィザ、メモ、の流れが面白く読めた。2017/07/12

しーふぉ

23
エッセイ好きにはオススメの1冊。国連機関で働いていた時のパリでの生活や職場での出来事を軽いタッチで書いていてめちゃくちゃ面白い。国連機関で働いている人もカオスだし、芸術家達が占拠して観光名所になっているスクワットと呼ばれる場所もカオス。みんなに読んで欲しい一冊。2021/05/01

びっぐすとん

17
108円本。初読作家さん。国連職員ってカッコいいと思ってた。頭脳明晰なバリバリキャリアが世界を股に掛けスマートに仕事してる。そんな印象だった。ところが実際は完全なるお役所システム。万年予算不足。理想と現実の大きなギャップ。二極化する待遇と仕事への意識。大組織なので機関によるのだろうが、著者の所属した機関は全体的に停滞気味のようだ。国連の仕組みを初めて知った。「いい学校出て、いい会社に勤める」そんな時代のレールに乗ってた私には危なっかしくも羨ましい生き方。著者は執着がない上に運を持ってるように見える。2019/01/05

Salsaru

15
悩みながらがむしゃらに進めれば、いいんだと安心した。欲しいものには、正直でいよう。2017/06/24

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