日本人のこころの言葉 聖徳太子

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日本人のこころの言葉 聖徳太子

  • 著者名:高田良信【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 創元社(2017/06発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784422800608

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内容説明

6世紀末から7世紀初頭、東アジア激動の時代に、日本国の礎をつくろうとの使命感から、聖徳太子は数々の政策を実施していく。とりわけ、わが国初の成文法である「憲法十七条」の制定は鮮烈であり、その冒頭に掲げた「和をもって貴しとなし」の精神は、日本人のこころのよりどころになっている。本書は、理想の国づくりに生きた太子の真摯な思いを表している言葉を取り上げ、日本人のこころに生きている太子像を明らかにしていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アムリオ

1
三橋貴明先生が「十七条の憲法」を勧めていたので、読んでみた。 勧めているだけあって、内容は確かに日本人の原点を知るには必要な一書だと思った。 日本人の「和の心」の原点がここにある。 この本は私みたいな一般人にも読んで欲しいが、特に読んで欲しいのが、公務員、官僚、政治家に読んで欲しい。 十七条のうち、半分以上が為政者や官僚に対する戒めに感じた。 1500年前の時代でも、政(まつりごと)に携わる方々の腐敗は悩みとしてあったらしい。2020/07/25

メルセ・ひすい

1
★共に凡夫であることの自覚を…我必ずしも聖に非ず。彼必ずしも愚に非ず。共にこれ凡夫なるのみ。…信があるかないか、それがすべてである…信はこれ義の本なり。それ善悪成敗は、かならず信にあり。 信(誠実)は人が行うすべての道理の基本です。善とか悪とか、成功とか失敗とかは、必ず信があるかないかにかかっています。(「憲法十七条」第九条) 6世紀末から7世紀初頭の東アジア激動の時代、理想の国づくりに生きた聖徳太子。その生涯から真摯な思いを表している言葉を集め、私たちのこころに生きている太子像を明らかにしていく2013/01/06

ybhkr

0
法隆寺関係者の方が書いた聖徳太子の本なので当然ながら太子マンセー。梅原猛や山岸凉子のマンガに出てくるような太子はいません。本文と参考文献を見る限り、太子は実在する体で進んでいますが実際のところどうなんでしょうね?えみしの扱い悪いなあ。刀自古もさらっと。入鹿とか馬子とか動物の名前ばっかりの蘇我家。宗教バカの聖人聖徳太子の本、というかんじ。日出処の天子を半分くらいしか読んでないので、けっこうなネタバレでしたが、あれから時間もたっているし、えみしの扱いも違うし、別物として違う展開になってるかもなーと。2013/05/30

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