僕を作った66枚のレコード

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僕を作った66枚のレコード

  • 著者名:松村雄策【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 小学館(2017/06発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093885164

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内容説明

ロックンロールが僕の人生を作った!

「ロックンロールを作ったのはエルヴィス・プレスリーである」――と宣言する1枚目『エルヴィス・プレスリー登場!』にはじまり、「初めてLPで聴いたのはビートルズである」――と語る2枚目『プリーズ・プリーズ・ミー』、そしてディラン、ストーンズ、アニマルズ、ドアーズ、ビーチ・ボーイズ……ニール・ヤング、ジャニス・ジョプリン、デヴィッド・ボウイ、フーを経て最後はジョンの『ダブル・ファンタジー』――「1980年12月8日、僕のヒーローはいなくなってしまった。何年か前に気がついた。ここまでが、僕の第一章だったのだ。……ありがとう、ジョン・レノン」。
66枚の名盤のジャケット写真+収録曲のデータも完全掲載。
「ロッキング・オン」誌上に6年にわたって連載された人気エッセイ、待望の単行本を電子化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

50
えらそうなというかビートルズ右翼みたいなこの姿勢がだめな人はだめなんでしょうけど、このくらい個性的な音楽評論家というかライターはもうなかなかでてこないのだろうなと思った。昔は、ビートルズとキンクスとフーおよびそのメンバーのソロと息子だけで、音楽評論家してると笑われていたのを思い出すが、この本読むともう少し範囲が広いとは思った。しかし、この中でまともに聞いたアルバムが2枚くらいしかなかった。ベストは聞いたことあるんで、音源は聞いたことあるのですが。2017/09/08

山田太郎

34
昔から感性が古いというか新しいものには反応しないジーチャンキャラのおかげなのか普遍的というのか下手に新しいものばっかり追いかけると時間経つと読んでてつらいものがあるのでこれはこれでいいのであろう多分。しかし、まともに聞いたアルバムがほとんどないけど、読んでておもしろいのはすごいよなと。最近アルバム1枚通して聞くことあんまりないなと。2020/04/26

阿部義彦

17
私より10歳年上の松村雄策さんが生前ロッキン・オンに連載していた自分にとっての名盤を語るコラムから、当時66歳だったので66枚分を選びました。10歳の差は大きく、プレスリーは私は一度も買わないままです。また、自身の好みでプログレとシンガーソングライターは対象外となっています。ビートルズ関連は強いですね。日本からもスパイダース、ジャックス、頭脳警察、寺内タケシなどが取り上げられています。唯一映画サントラで『イージーライダー』が取り上げられてるのが共感です。私も観ました!腕時計を捨てるのが斬新でした。2022/11/29

苺畑序音

16
余分なものを削ぎ落とした松村さんの文章は 、それでもミュージシャンへの愛が行間から溢れ出てきます。敵視対象も相変わらずで、 共感しまくりです。ポール脱退の推論は松村さんらしい鋭さで、この本一番のお気に入り 。2017/06/08

ワンタン

11
10代20代の頃に聴いたレコードから、自分の年齢と同じ66枚を選んで語った本。あくまで松村さん個人の体験に沿ったセレクトなので、勿論どれも名盤なんだけど、だいぶ偏ってる。ドアーズなんて、ジムモリソン生前に発表した7枚のアルバムのうち6枚を選んでいる。締め括りがジョンの「ダブルファンタジー」なのはさすが松村さんだが、初っ端がエルヴィスのデビュー作というのは意外だった。この辺、ある程度ロックの歴史を考慮してのことか。ビートルズ後のポールのアルバムが2枚(ジョージと同じ)しか選ばれてないのも、おやっと思った。2017/11/19

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