ハーパーコリンズ・ジャパン<br> 完璧な家

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ハーパーコリンズ・ジャパン
完璧な家

  • ISBN:9784596550521

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内容説明

全英100万部突破のベストセラー、
NYタイムズ・ベストセラーリスト入り!
結婚した男は、悪魔(モンスター)でした。

誰もが羨む理想の家が、牢獄だったら――戦慄サイコ・サスペンス。

郊外の豪華な邸宅で暮らすグレース。ハンサムで優しい夫にも愛され、人は彼女を“すべてを手にした幸運な女”と羨む。だが、真実を知る者は誰一人いない――グレースが身も凍るような恐怖のなか、閉ざされた家で“囚人”同然の毎日を送っていることなど……。理想の夫婦の裏の顔とは!? 
発売後またたく間に話題沸騰、英国で100万部突破! 最後の1行まで目が離せない、サイコ・サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

476
完璧な家、完璧な夫…さてさてこれは何かあるぞ、と最初からワクワクさせられる。『Gone Girl』や『the Girl on the Train』と比較されるらしいが、こちらは(サイコ・サスペンスに対し)純然たるスリラーと呼びたい。ラストの慌ただしさや細かいツッコミどころをさて置いても、後続作が楽しみな新進作家。ぜひ映像化してもらって、イギリスのサリー州にあるという「完璧な家」の舞台を見てみたものだ。2021/10/02

モルク

131
ジョージ クルーニー似のハンサムで弁護士優しく非の打ち所のないジャックと出会って直ぐ恋に落ち結婚することになったグレース。彼は新居として郊外に豪華な邸宅、誰もが羨むような家を用意した。誰が見ても彼女は幸せに包まれた幸運の女であった。しかし、結婚と同時に夫の隠された本性が…。身も凍るような恐怖と閉ざされた生活、そして彼女の妹にも彼の毒牙が迫っていた。現在と過去が交互に描かれやがてひとつに。翻訳ものだけど読みやすく引き込まれる。日本版でドラマ化できそうな内容で、最後のばれないかのどきどきも楽しませてもらった。2018/03/05

nuit@積読消化中

109
むぁ〜!ムカつく!!久々に(良い意味で)途中で投げだしたくなるほど、ムカついた。英国で100万部突破のサイコ・サスペンス。レビューも高評価ばかりだったので手に取ったが、いや、ホント、ムカついた(苦笑)。理想の旦那の裏の顔。ジョージ・クルーニー似とあったけど、私の脳内では『アメリカン・サイコ』の頃のクリスチャン・ベール(ちょっと若すぎか?)でした〜。けど、個人的には普段もっとえげつない猟奇ものを読んでいるせいか、あっさりと終わった感じもする。しかし、それが逆にリアルにありそうで怖いかもしれない。2020/11/10

miww

104
長身で超イケメン、エレガントな物腰で優しい著名な弁護士は結婚と同時に豹変。グレースの絶望の日々が始まる。暴力ではなく精神的に追い詰める事に快楽を得るジャック。まるで自分が監禁されているかのような閉塞感に息が詰まるサイコサスペンスでした。終始ジャックの言動、そのサイコぶりにイライラさせられ、もう後半は一体どちらが勝つか?状態の追い詰められた展開。最後の最後まで面白かった。2017/03/30

yumiko

101
「2016年の『ゴーン・ガール』」との触れ込みは伊達じゃない!普段翻訳物を読まれない読友さんが楽しんでいらしたのも納得。完璧な家、完璧な夫に恵まれ、完璧な人生を送っているように見えた主婦グレースだが、実は…。本当のところは意外に早く明らかに、けれど過去と現在を行き来する構成が抜群で、先が気になって仕方がない。ジェットコースター並のアップダウンにグレースと一緒になって揺さぶられ、終点までハラハラドキドキ。相手を苦しめるために口に出された一言が、ブーメランのように返ってくるラストが最高。映像化も楽しみ♪ 2017/11/05

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