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内容説明
その薬は、あなたの寿命を何年も延ばすことがわかっている。心臓発作や脳卒中のリスクが抑えられ、アルツハイマー病のリスクを半分以上も低減できる。入院の日数を大幅に減らすことで、国の医療危機を緩和できるという、そんな薬がもしあったとしたら?ついでにいえば、性生活まで改善できるとなったら?そんな薬を製薬会社が開発すれば、何十億ドルという利益が上がるだろう。でも、それは薬ではない。それは「目的」だ。しかも代金は無料。目的を持つことがなぜ、わたしたちを病気から守るのか?生きる目的はどうすれば見つかるのか?そもそも「生きる目的」とは何なのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shin_ash
5
統計ソフトのイベントで貰った本。著者は公衆衛生の教授で、人間にとって"目的"を持つことが生きる活力になって幸せになると言う主張である。目的の内容もなんでもいいと言う訳ではなく、身勝手ではなく、自己を超えた(自己超越的な)目的を設定すべきとのこと。そのような目的があれば、そいつを達成しようとする"意志力"と活動源たる"エネルギー"が必要になり、その調達に、睡眠、プレゼンス、運動、創造性、食事(頭文字でSPACE)が重要なポイントとなる。確かに、目的に向かって規律正しく創造的に暮らせば、人生が充実しそうだ。2019/11/30
hiyu
3
実は目次をみるだけでも主張自体はよくわかるし、結構すんなりと理解できた。SPACEについてもなるほどね。2020/11/27
米山智裕@Share読書.Com
2
【あなたは何のために生きるのか?】 ミシガン大学教授・ヴィクター・J ・ストレッチャー氏が、生きる目的を科学と哲学的見地からリサーチする一冊。目的の力を知ると、幸せに死ぬための生き甲斐がみえてくる。 <3つの実践ポイント> 【1】「わたしにとって大事なものは何か?」を常に問いかける 【2】「わたしは何に価値を置くのか?」を常に問いかける 【3】きちんとした睡眠を常に心がける2017/02/05
Yasuko Yoshiki
0
・強固な自己を超えた生きる目的は、健康と幸せ感をもたらし、病気や死から守ってくれる ・目的とは、深い価値を持った高レベルの目標 ・目的のある人生とは、エネルギーと意志力を要する動的な過程である ・エネルギーを高める五つのポジティブな習慣的行動とは、睡眠、プレゼンス、運動、創造性、食べることである。 ・目的のある人生は、裕福な人たちの高レベルな願望ではない。万人のものなのだ と結論づけられていました。最近読んだ本に共通していたのが睡眠、運動、食べる事、その部分はとても納得しました。2023/10/07