ハーパーBOOKS<br> 二度目の審判

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二度目の審判

  • ISBN:9784596550279

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内容説明

迷路の男を探せ――殺害された「犯人」が残した不可解なメッセージ。深層心理をえぐる法精神科医は事件の闇にのみこまれていく。

18歳の夏、父は死刑執行された。一部始終を目の当たりにしたケイトリンは、自白を強要された人々を冤罪から救うために法精神科医となった。ある日、父の弁護士だった人物から協力を頼まれ、殺人事件の容疑者クレイマーと面談する。無実を訴えてはいるが彼が異常者であることは間違いない。依頼を断ろうとした矢先、眼前でクレイマーが殺された。最期に謎めいた台詞を残して――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あさうみ

39
おしいな…。精神科医が得意分野のプロファイルが、犯人と降霊術?で犯人像が即効解明され目をしばたく。ミステリーのプロットや、キャラの抱えるトラウマや障害、恋愛要素、美味しい食材はあるのに調理に粗が…。ディジーのいじめ必要かい?もっと幸せにしてあげて欲しいよぉ…2019/01/14

しましまこ

16
主人公は18歳の誕生日に、父の死刑執行を目の当たりにするという重い過去を持つケイトリン。父の冤罪を信じ、法精神科医の道に。15年後、かつての父の弁護人に殺人事件の弁護側証人となって欲しいと依頼されるも裁判前に襲撃を受け...殺害された容疑者のメッセージを元にFBI捜査官と事件に挑むんだが、この捜査官がグレゴリーペックばりのイケメンで、しかも過去に主人公と因縁あり仕事では犬猿の仲。襲撃時命を救われその後も警護のため2人でマンション生活とハーレクイン展開。ミステリより甘々ロマンス(笑)次巻どうしよう?2016/06/24

Ribes triste

9
殺人犯として死刑になった父の無実を信じつづけるケイトリン。成人し精神科医となった彼女は、父の友人だった弁護士のバウムガードナーに協力を要請されるが、司法裁判所での面会中に銃を持つ男の襲撃を受ける。彼女のピンチを助けたFBI捜査官スペンサーとともに、自らが巻き込まれた猟奇殺人事件の捜査を始めるが、そこに父の事件との関係性が浮かび上がる。ストーリーは勢いがあって面白かったのだが、FBI捜査官なのに、いまいち頼りないスペンサーへの作者の扱いが雑。シリーズ第1作で続巻はあるけれど、翻訳されてない。ちょっと残念。2025/10/28

ウ・トポス

0
前作よりもハーレクイン風味が若干減ったものの、主要人物を美男女で揃えたがる癖をどうにかして欲しいなぁ・・・。2016/08/11

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