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内容説明
「欲しいのに出来ない――」。不妊に悩む人が多くなってきた昨今…。この作品は作者が3年間の不妊治療の結果、赤ちゃんを宿すまでの治療内容と体験した人にしかわからない、本音の気持ちを綴ったエッセイコミックです。「木場公園クリニック」の吉田淳院長を監修に向かえ、ためになる記事コラムも多数、収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
12
不妊治療に本当に頑張られたご夫婦の、奥様である漫画家さんが書いたルポです。すごすぎる…。うちもようやく授かったのでまわりからのプレッシャーやうらやましさは良くわかります。妊婦さんの表示マークがあるんですが、それを見るたびつらかった…というコマにほろりとしました。初めて仲良くなった妊娠中のプレママ仲間が死産されたときのことも思い出して胸が痛みました。オタマがいる幸せをかみしめてます。2015/10/17
sae
8
30分位で読み終わるページ数なんだけど、今の自分の思いと重なる所が多々あって、涙がボロボロ出た。きっと原因が分からず妊娠できないのが一番辛いだろうな。不妊治療は、肉体的にはもちろん、精神的にも負担が大きい。その時の気持ちは本人だけのものだから、本当に理解してもらうのは難しいけど、少しでも分かってもらうためには、やっぱり今の日本では情報発信が少ないのかなと思う。イラストもかわいらしく、読みやすかった。2015/01/12
陸抗
2
私も体外受精で授かったので、当時のことを思い出しながら読みました。治療を続けても、必ず妊娠、出産に繋がるとは限らず、けれどその辛さは治療したことがない人には分かってもらえない。周りに理解してもらうのに、良い1冊だと思います。2014/06/06
よう子
2
スズキさん、よく頑張ったなぁ。三回の採卵、三ケタを超える注射、想像するだけで吐きそう。よく耐えた。重くなり過ぎずサラサラっと書いてあるけど、実際の感覚としては、百倍くらい過酷だったと思います。本当に…治療したことない人に言っても分かってもらえないだよね…。私も子供の写真入り年賀状は作る気しません。2014/05/20
ハンナ
1
お仕事読み。「不妊治療」とひとくちに言っても、そこには膨大な時間とお金をかけ、細かいステップと薬の調整により心身男女共に負担のかかる高度な医療行為。 漫画だし、ページ量も少ないながら過程を細かく、揺れ動く心境を丁寧に追っていたと思う。2012/06/26