内容説明
北海道森林事務局日高支所に勤務する二人の森林保護官。元自衛官で愛想はないが頼れる男・山崎とその部下・樋口孝也。二人は森林事務所に日々持ち込まれる事件と対峙する。林道計画の撤回を求め運動を続ける孤独な男、頻発するエゾシカと車の接触事故、サラブレットの怪死事件……。大自然のほとりに生きる人びとの姿を活写する、ネイチャー・アクション・ノヴェルの誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アッシュ姉
68
クマクマクマ~!!クマ棚コレクションが増えるとウキウキしていたのに、まさかの大ショック。『光る牙』の続編、あの凄惨な羆の悪夢が蘇るとあらすじ紹介にあったのに、クマさんがね、出てこなかったんですよ。最後まで。羆という単語はそれこそたくさん出てきましたが、肝心のクマさん登場ならず。内容はまぁ面白かったですよ。でもクマ本だと思っていたので、落胆の方が大きいです。単行本『オロマップ』からの改題とも書いてないし、売り込み方に何やら作為を感じるわ。2018/01/31
あっちゃん
25
光る牙が気に入ったので!今回は、短編集なので、前作のようにガッツリとはいかないけど、森林保護官の日常の仕事や自然の凄さを感じられる!それにしても、主人公の成長が感じられるなぁ(笑)2017/06/25
みんち
17
ずいぶんとしばらくぶりに熊本追加。というワケで吉村龍一氏の新作「隠された牙」を読了。 これは去年読んだ長編「光る牙」の続編で、前作の主人公である森林保護管・樋口孝也が勤務 地である北海道・日高を舞台に体験した事件の数々を綴った短編集である。このところ読後の 喉越しが今一つな本ばっかり読んでいたような感じだったので、ようやく読んで「面白かった」 と思えるような本が出てきてちょっとホッとした(笑)2017/08/27
Nao Funasoko
15
動物パニック系にハマってた頃に読んだ「光る牙」の続編。改題されていたので見逃していたが偶然発見し一気読み。今回は短編6連作。それぞれ題材のバランスはとれているとは思うがやはり短編故か掘り下げ方は浅いと言わざるを得ない。動物系もいいが個人的は「土葬」のような作品を長編で読んでみたい。2018/01/08
まさ
10
『光る牙』の続編で、表題の「隠された牙」などの短編集です。樋口森林保護官の活躍を読みつつ北海道の大自然に浸れました。 それぞれもっと深く読みたいなぁとも思うけど、短編集ならではの手軽さも好き。 上司の娘、さゆみを救出する「オロマップ」が最もハラハラした。このタイトルの単行本の改題版がこの文庫本なのね。2018/01/23
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