18時に帰る――「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方

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18時に帰る――「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方

  • ISBN:9784833422284

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内容説明

いま、日本が進めている「働き方改革」へのヒントは、「世界一子どもが幸せな国」と呼ばれるオランダにありました。

「働き方を変えたい・変えなくてはいけない」と感じているすべての人・企業・自治体・行政機関へ送りたいオランダが実施する「しなやかな働き方(=ソフトワーク)」とは?

オランダの厚生労働省や社会雇用省、自治体、大学教授、企業の人事・HR(KLM、Randstad、Nutricia、Rabobank、ProRail、ABN AMRO銀行等)の人事・HR部門、そして大学病院や助産院、学校運営会社、託児所、さらには共働きの一般家庭などへのインタビューを通して私たちが見つけたもの。
それは……
◆これからの日本で求められる新しい雇用システム
◆生産性を向上させる方法
◆自分(家族)が幸せになる働き方・生き方
◆国力・企業力が高まるコンセンサス
◆同一労働同一賃金の先を行く同一労働同一条件
◆ライフステージに応じた働き方が選べるワークシェアリングの考え方
◆働く場所や時間を選ばないオランダ式テレワーク
◆オランダの企業と従業員の間にあるチーム主義
◆オランダ人の仕事に対するモチベーションの高さの秘密
◆オランダに住むソフトワーカーの「生の声」
◆「2人目の壁」を突破する糸口

【著者紹介】一般財団法人1moreBaby応援団
理想の数だけ子供を産める社会を実現するため、結婚・妊娠・出産・子育て支援に関するさまざまなシンポジウムや調査活動、情報提供を行っている。編著書に『こども大国ニッポンのつくりかた』(木楽舎)、『なぜ、あの家族は二人目の壁を乗り越えられたのか?』(プレジデント社)がある。

【目次より】
Prologue◆「幸せ」のためにオランダが選んだ働き方とは?
Chapter.1◆生産性を重視した仕事の基本
Chapter.2◆オランダ型ワークシェアリングの仕組み
Chapter.3◆「同一労働同一条件」が優秀な人材を集める理由
Chapter.4◆オランダ式テレワークがもたらした効果
Chapter.5◆ソフトワークを実現する「チーム主義」とは?
Chapter.6◆社員の「モチベーション」を重視すると企業は成長する
Chapter.7◆「世界一子どもが幸せな国」のソフトワーカーの生き方
Epilogue◆「2人目の壁」を突破するために必要なこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

113
18時には仕事を終えて帰宅するという習慣があるというオランダの働き方を学ぼうという趣旨の本。本書に書かれた内容がオランダの働き方の最大公約数ではないとは思うし、日本のどういう働き方をしている人たちが読むかで捉え方は随分変わってくると思う。しかし、柔軟性のある働き方が法的にも保障され、社会としても受け入れ態勢が整っていて機能しているというのならオランダは良いなと考える。労働に対する価値観について言い出すと収拾がつかなくなるが、チームとして仕事をコントロールするというやり方は自職場でも取り込めないかなと思う。2023/06/11

Taka

19
こどもを幸せにできるようにお勉強。親の幸せは子供の幸せに直結する。30年前のオランダも日本と同じ課題を抱えていた。パートタイム、時短勤務、自由な働き方を選べるのは、生産的な働き方の上に達成される仕事の成果がつなぐ会社と社員の信頼関係。仕事というのは人の人生の幸福を大きく左右する。大人も子供も。スキルを身につければ自由な働き方は日本でもできるけど、もっともっと柔軟に人々が不安にならない自分に合った働き方をできる時代がくるのだろうか。派遣社員が楽なんだけどもう少し福利厚生がとかオランダの人は思わないんだろう2025/04/24

たまご

18
アムステルダムに行く機内で。オランダの労働、子育て事情が書いてあります。日本とずいぶん違うなあと。 わからなかったのは、みんなでワークシェアしているのでしっかり休みが取れるのですが、その穴埋めをする人たちの状況は厳しそうなんだけど、記載がないところ。アムス在住10年以上の友人は、何か資格や特技がないと相当厳しいと言ってました。 オランダのやり方をやや崇めている感があるのですが、やり方として参考すべき点は沢山有るかと思いました。政府のヒト、是非ご検討を!2017/06/23

はふ

15
日本とオランダで働き方が全く違う。 オランダでは、自分のライフバランスに合わせた働き方がしっかりできていて、パートタイムで働く正社員がいて普通だし、法律でも決められている。つまり、自分が働く量をコントロールできているのである。しかし日本には、できていないことだと思った。 もちろん、日本とオランダでは、面積的にも人工的にも、抱えている問題に関しても条件が違う。だが、オランダのようなシステムを取り入れて、働き手にとってより生産的で、合理的な働き方に日本を変えていく必要があると感じた。2020/02/01

コジターレ

13
子どもが幸せになるためには大人が幸せにならなければならない。このことは学生時代からずっと感じていたことなので、本書で「世界一子どもが幸せな国」オランダの事例を知れたのは良かった。働き方改革における生産性向上のためのヒントが得られたのも収穫だった。文化的歴史的な違いがあるし、法律も異なるので、そのまま考え方や手法を輸入することはできないが、少しでも日本が参考にしてほしいと思った。2017/11/26

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