内容説明
粕谷甲一神父の講話を集めた「キリスト教とは何か」シリーズの第8弾。カトリック教会の中では、「霊性」という言葉をよく使います。イエズス会の霊性とか、深い霊性とか、現代の霊性とかに使いますが、「霊性」とは何かと問われると、ひとことで答えるのはもったいないような、奥の深い内容を持っています。本書では、粕谷神父の講話の中から「霊性」について語っている内容を集めてみた。聖イグナチオが形作った「霊操」、ダライ・ラマ、マザー・テレサ、フランシスコ・ザビエル、聖霊体験などをとおして、新しい時代の「霊性」をさぐるとともに、司祭職についても考えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
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▼青年海外協力隊での勤務経験があるカトリック司祭の講演録。▼心を磨き全ての人が持つ霊性を深め、その上に生活を立てることの大切さを語る。▼著者はキリスト者の聖霊体験について「原因なしに味わう慰め」の時だと説明する。困り果てた場面で不意に何故か「原因不明の安らぎ、慰め」を感じ「平和な気持ち」に至ることがある。それは聖霊体験の一つだと説明する。そこに深い共感を覚えた。そのような場面で、神の祝福が自分に臨んだと感じられる感性を深めたいものだと感じた。 ▼どんな宗教の信仰を持っている方にでもお勧めしたい一冊だ。2024/04/12
Butterfly
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難しい事を分かりやすく説明するこのシリーズ最新刊、時間がかかってしまったけれど読了。優しいという字が、にんべんに憂いと書き、人の憂いに対する感度はどうなのかと問われると、考えてしまった。2017/05/09
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