内容説明
「貴様は我輩の物だ、小娘」魔導学園に通うおちこぼれクラスの弥代子が見つけたのは、学園の頂点である黒の級長が使役する魔獣…の抜け殻だった。魔獣の秘密を知った弥代子は無理やり雑用係に任命されてしまう。私はただ、平和に平穏に平均的に生活したいだけなのに――。魔導学園に君臨する“我輩さま”とおちこぼれの私の、波乱に満ちた学園ラブファンタジー☆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさぎや
9
いわゆるエリート魔術師な「我輩さま」と、その能力と出自のために様々な反応に乏しい普通の少女とのラブストーリー。自覚してからストレートに愛情表現しまくる我輩さまがイイ……!2017/05/14
Nova
0
久々に夢中になって読んだ面白い本でした。魔導学園の感情が上手く表に出せない一般女生徒と家柄成績優秀な男子生徒の主従関係から始まる話です。最初の三分の一は割と淡々と進みますが、事件が勃発し徐々に盛り上がり、最後はもう大満足のお腹一杯です。そしてWebの後日談がもう甘々ご馳走さまでした。緑原視点の後日談は大爆笑でした。必読です(笑)。全体的にはシリアスなストーリーですが恋愛初心者な二人がお互い無自覚なまま甘いので、お値段高めの本でしたが読みごたえたっぷりでした!挿し絵がもうちょっと欲しかったかな。2017/06/03
泉海咲
0
面白かった。恋愛感情が分からない鈍感な2人だったけど、最後の方では甘々な雰囲気を出していてニヤニヤが止まらない。挿絵も綺麗で良かった。ただ、最後がちょっと駆け足かなと思った。弥代子は結婚後も黒峰を我輩さまと呼ぶのだろうか。2018/04/20