ベスト新書<br> 千葉 地名の由来を歩く

個数:1
紙書籍版価格
¥937
  • 電子書籍
  • Reader

ベスト新書
千葉 地名の由来を歩く

  • 著者名:谷川彰英【著】
  • 価格 ¥937(本体¥852)
  • ベストセラーズ(2017/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784584125359

ファイル: /

内容説明

本書は、千葉県に生まれた方々はもとより、現在千葉県に住んだり千葉県で学んだりしている皆さんに、
千葉県の歴史の深さと面白さを再認識してもらえることを目的としている。
千葉県は成り立ち上、古くから全国の各地と密接につながっている。
安房国・上総国・下総国はもともと阿波国(現在の徳島県)の忌部氏が移住してできた。
また九十九里や銚子が紀州の人々によって開拓された事実、
そして平安末期から鎌倉期にかけて千葉常胤の活躍によって全国に千葉氏の勢力が広がっていったという歴史がある。
千葉県はまさに日本史を理解する上で重要な位置を占めている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

N島

11
僕的『千葉』学習本第二弾。地名に執着した構成だが、歴史や地勢など引き合いに出される知識がなかなかに興味深い一冊。作者の実地踏査のくだりが愉しげで微笑ましかったです。2017/06/20

roatsu

10
千葉各地の地理についてその由来から現状まで俯瞰できる面白い一冊だと思う。遠い昔より各地から先人が往来し、繰り広げられたドラマがあり、その結果として現在に至る地名や地域の特徴が形作られているのだと改めて感じる。これは千葉に限らず全国に言えるが。改めて地域という定点から見た自分たちの歴史を再発見する面白さ、日々何気なく触れているものに宿る先人達からの由来を確かめてみる姿勢の大切さを感じた。これからの時代、日本人が先祖と伝統から断ち切られた根無し草にならぬよう、こうした温故知新はますます重要なのではと思う。2017/05/25

北之庄

4
期待値が高かっただけに、やや残念な印象が拭えない。そう言えば1に歴史、2、3が無くて4に地理、公民は圏外ってな順番でしたわ、僕の関心の方向(笑)2017/04/29

河童

4
私が住む千葉県に、家康が鷹狩りに来たり源頼朝が来てたり、はたまた日本武尊(倭建命)が東征に来てたなんて驚き。各地の地名にその痕跡があって、それを知ると千葉をあらためて見直す気になりました。また成田山新勝寺の開所の由来を知って少し複雑な気にもなったです。2017/01/23

takoing

3
関西の友人の話を聞くと「歴史があるのぉ」と思ってましたが、千葉にもあるんだね、歴史って。 自分の家が家系図もないし、ばばは幼少時に両親(私の曾)を亡くしており、昔の言われを知らなかったので、根無し草的な感覚を持ってました。 これを読んで「なるほど」という部分と、「え~うちの地域は?」という部分があり。色々な名前には色々な由来があり、それらは昔から続いてきたものなんだ、ってこれを読んでしみじみ思いました。2017/04/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11194813
  • ご注意事項