- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
四の五のいう前に,ともかく新書に挑んでみた! 「お説ごもっとも」じゃつまらない.いっそ著者にも疑問をぶつけちゃえ──鷲田清一,長谷部恭男,伊藤比呂美の各氏も交え,稀代の読み手がファシリテーターとなって学生とトコトン読み込んだ二年間の記録.「こんなに手のかかった本もないけど,すこぶる面白い!」(編者談)
目次
目 次
『読んじゃいなよ!』の取扱説明書 高橋源一郎
鷲田清一 哲学教室
私と岩波新書 1
長谷部恭男 憲法教室
私と岩波新書 2
伊藤比呂美 人生相談教室
あとがきたち
おまけ(?)
おまけのおまけ(?)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
144
高橋源一郎ゼミの学生による、岩波新書を読んだ感想などがかなり収められています。そのゼミに、特別教室として鷲田清一 哲学教室、長谷部恭男 憲法教室、伊藤比呂美 人生相談教室でそれぞれの先生が自分の経験などを語り学生などが質問していきます。また途中には学生による岩波新書の感想が語られていてこのようなゼミであれば楽しいだろうな、という感じがしました。ある意味実験的な新書だという気がします。2016/12/05
マエダ
77
タイトルを付けるとき”「読め!」はイヤだ。なんだか、力ずくな感じがするから。「読んでみたら?」もなんとなく押し付けがましい。「読まなきゃダメ!」だと怒られているみたい。「読むべきだよ」も「読んでみれば?」もピンとこない。”岩波新書をつかって勉強している様子を本にするのが本書の狙い。2018/03/14
抹茶モナカ
38
明治学院大の高橋ゼミで岩波新書を3冊読み込んで、著者を招いて質問するというゼミの模様が書かれている本。あまりに贅沢なゼミの講義。読んだ新書3冊も面白そうな本で、読みたくなった。現代の若者に向けた新書なのだろうけれど、中年が読んでも勉強になった。僕は大学のゼミはほぼ欠席していたけれど、こんなゼミがあったら行きたかったなぁ。勉強できる時にしておくのが一番で、手遅れなんだけれど、もう一度勉強したくなった。高橋源一郎さんの小説は読んだ事はないけれど、学究肌な雰囲気に憧れました。2017/01/30
sayan
37
本書は高橋源一郎氏が勤める大学のゼミに招いた3名の教員と学生のやりとりを新書化したもの。本書では教養なんて単語を使っていないが、その内容は、「自身で考える力」や「問いの立て方」に直結し刺激をうける。先日読んだ「リベラルアーツの学び方」よりも圧倒的に面白い。やりとりのなかで、「アーティストは、きっとこっちだ、という勘と、これは違うのでは、という違和感を持っている。このぞくっとするような方向感覚に優れたアンテナを持っている」という表現があった。アーティストをこんな表現でパラフレーズできるのは素敵だなと思った。2018/01/11
Y
34
こんな本アリ?!と叫びたくなるような画期的な1冊。とにかく高橋源一郎ゼミに入りたいと思った。本を読むことについてよりも、学びとは何かを深く追求していくことができた。伊藤比呂美さんの講座が一番面白かった。憲法の話は難しかったので、著作を読んで再読してみたい。変人性をきわめてゆきたい。人生をよりよくしてゆきたい人は見ればわかるという話になんでかうるっときた。2017/03/25
-
- 電子書籍
- 執着系黒幕一家のお世話係になりました!…
-
- 電子書籍
- 姫騎士様のヒモ【分冊版】 12 電撃コ…
-
- 電子書籍
- ゆれるるる(2) フラワーコミックス
-
- 電子書籍
- フューチャーカード バディファイト(4…
-
- 電子書籍
- 花寿司の幸 4 アクションコミックス