内容説明
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人生、勝とうとするから、無駄な苦労を重ね、苦渋と蹉跌を味わうのです。これからの時代、目指すべきは、いかに負けるか。呼吸するように自然に負け、負けの中に幸福を感じる、新たな心の地平へ――。透徹した自虐文体と非リアスピリッツでエッセイ界に衝撃を与えた著者が放つ、365の名言集。敗者ですが何か?と開き直る言葉の数々は、なぜか現代人の疲弊した心を癒してくれる(気がする)。まさに読む脱法ハーブ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コンチャン
8
いやあ、笑わせていただきました。全くためにならないけれど、単純に笑えるし、「うまいこと言うなあ」と妙に感心してしまいました。共感してしまうということは、私も非リア充なのかな?認めたくはないが…(笑)2018/01/18
ゆきねこ
7
自虐すぎるけど、面白い。悲しすぎるけど、笑ってしまう。カレー沢さんは、いったいどんな人なのでしょう。オタクで、デブで、ブスで、非リア充。でも、こんなに面白い本をかけるのは、リア充ですよ。2018/10/08
プラス3
5
『負ける技術』『続・負ける技術』から選りすぐった珠玉の迷言集。納得の選抜だが、その迷言までの下りとか、そこからもう一捻りしたオチとかがないから面白さ半減。印税を期待する著者には悪いが、タネ本の『負ける~』だけを買うのがいい。2017/06/23
Mimi Ichinohe
4
今までのエッセイの中から選りすぐりの言葉を一年365日分載っている本です。本になった日めくりカレンダーみたいな感じ。「無機物すべてが話し相手なので、ある意味友達が多い」←本にさえ「私の場合だったら…」と脳内で語っていることありますwww「どんな立場になろうと私に勝ちはない」←この精神で生きていこうと思います。「カロリーハーフの食べ物を2倍食う」←なんで知ってるの?と思いましたw。2021/02/11
out_to
4
とにかく、BBQの事をこの世で1番憎んでいる事が痛いほど伝わってくる。2017/05/22