内容説明
日々の経験から作り出される、家庭それぞれの「おかず」は、余分がそぎおとされ、重厚なおいしさが光る宝ものです――。肉じゃが、きんぴらごぼうから、気転の効いた小皿まで。人気料理番組で〈鉄人〉と呼ばれた和食界の長老が、味の決め手となる基本の煮もののだしを紹介し、毎日の「おかず」を語る。
肉じゃが/ひじきの煮もの/きんぴらごぼう/大根と厚揚げの煮もの/ムール貝バター蒸し/鯖味噌煮/あら炊き/小あじ南蛮漬け/鯛の潮/ぶり大根/鶏皮ポン酢/ポテトサラダ/トマトサラダ/あらがね豆腐/今出川豆腐//切り干し大根の煮もの/ピータンピーマン/カレー豆腐/ロールキャベツ/揚げだしなす/若竹煮/沢煮椀/若竹吸い/茶碗蒸し/船場汁/めばる煮つけ/穴子当座煮/キャベツ芥子酢/干瓢たまじめ/小田巻き蒸し/鶏わさとろろ巻き/鯛素麺/鮭茶漬け/白菜甘酢漬け/なすときゅうりの即席漬け…(本文で紹介された料理より)
感想・レビュー
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Ribes triste
7
旧版を持っているのですが、購入してしまいました。改訂されメニューも増えています(ただし、写真などのグラビアは一切ありません。)。何度か作っていますが、本当においしいです。道場さんの軽妙な語りも面白いのですが、レシピを読んでいるだけでお腹がすくのでした。(単に私の食い意地の張り方が異常なだけかもしれませんが)2017/05/02
niz001
2
確かビジュアル文庫版の2分冊を読んだ記憶が薄ら。柔らかい語り口のエッセイ部分だけを楽しめるので写真無い方が良いかな。2017/05/19
レオにゃん
0
私も食べることは大好きだ。沢山の種類のおかずの魅力を伝えてくれる。その中でも、組み合わせることでの味わい深さ、だしの大切さなど、改めて和食の素晴らしさを感じる。ただ、ここに出ている作り方は中級以上が対象で、初心者の私にとってはレベルが高い。2017/07/12