内容説明
明治期の監獄行政官である小河滋次郎(1864~1925)の伝記的研究。日欧の文化接触における諸問題や、統治の思想史的系譜にも目を配りつつ、一人の行政官僚の軌跡を、近代国家による統治と社会における自治とのせめぎ合いの中に描き出す。日本の刑事施設に画期的な改良をもたらした「監獄法」(明治41年)制定への尽力や、救貧・感化・慈善を行う社会事業と行政との共働構想などを論じる好【著】。
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