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内容説明
才女の誉れ高いメガネ女子大生、花岡数子が恋を知る夏を描いた表題作、恋のライバル出現の「早春物語」、花岡ちゃんが脇役の「アップルグリーンのカラーインクで」、花岡ちゃんによく似た宮嶋桃子登場の「青葉若葉のにおう中」、みやもり坂事件の「なだれのイエス」で、花岡ちゃんシリーズはコンプリート。他「胸さわぎの草むら」「グッド・バイバイ」と初期作品7篇を収録した傑作名作集。描き下ろしあとがきマンガ「みやもり坂の頃の事」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
20
読友さん貸出。タイトルを聞いて、「懐かしい♪」と思った。7つの短編集だが、7割くらい既読だったと思う。清原さんの作品はストーリーも絵も、繊細で、かわいらしくて、優しくて、ファンタジック。さらに、そこここにくすくす笑える小ネタが仕掛けられている。ところで、7話中、1.2.5が花岡ちゃんの話、3は花岡ちゃんの友だち美登利の話で、花岡ちゃんも登場。当然、4もシリーズだと思って読み始めたが 、花岡ちゃんそっくりの人物は別人って、どういうこと?^^;2016/02/08
りょう
8
花岡ちゃんの思想やこれが掲載されていた雑誌(りぼん!)を考慮すると、当時ではなかなか刺激的で意欲的な作品だったのでは?2014/01/03
吉田裕子
7
短編集。もとは1980年前後の『りぼん』に掲載されたもの。画風やいちいち小ネタにツッコミの入る感じなど、当時を感じられる意味でも面白いです。一癖ある主人公の“花岡ちゃん“シリーズもいいのですが、牧野富太郎夫妻の若いころのエピソードを漫画化したらしい「胸さわぎの草むら」が幻想的でお気に入りです。2021/01/24
きゃろる
4
少女漫画のヒロインらしからぬ、煙草は吸うし、恋愛よりも勉強が好きで……口も悪い。そんなメガネ女子大生 花岡数子さん。 ー人生の意義はまだわからないけれど どこにいくのかわからないけれど このヒトといっしょにいきたいなあーと思う このごろなんですよ…はいー そして 花岡ちゃんとは対照的な、恋に生きる美女、笹川華子さん……。自分とは違う異質な存在を、理解できないと遠ざけるでも嫌うでもなく、認め 尊敬するところ。ここが花岡ちゃんの素敵なところなのだ……。2024/04/07
かっぱ
4
今読むと、70年代の大学生らしい生活が描かれていて、いろいろ思うわけですよ。後書き的な最後のエッセイに、花岡ちゃんへのファンレター、3割が男性だったとあって、さもありなんとか、清原センセ、ホントは大学でモテたでしょ?とか。2022/11/26
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