内容説明
孫子から、ナポレオン、エリザベスⅠ世、さらに朝鮮戦争、キューバ侵攻、9.11同時多発テロに至るまでの多彩なエピソードを紹介しつつ、インテリジェンス(諜報活動)の歴史とその本質をわかりやすく伝え、現代日本の問題点を鋭く指摘する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フェイ
2
インテリジェンスが歴史においてどのように発達したかを記した本だが、インテリジェンス自体の解説も豊富である。歴史を絡めていることからとっつきやすく、インテリジェンスを学ぶ第一冊に選んでも良い ※インテリジェンスの発達は外交・諜報・軍事を描く上で非常に参考になるものである。情報には時間で変わりにくいもの(地形など)、変わりやすいもの(軍隊の位置など)があり、古代から近代までは技術的問題から前者が重視され、後者はすぐに変化することから、推測等で補うしかなかったというのは重要な事だと感じた。2014/09/18
ひょくたん
0
北岡元氏著書二冊目。インテリジェンスの歴史を昔の手紙を盗み見る時代から暗号通信の時代まで概観し、国家の情報機関の歴史、課題などを総ざらいする。ミステリーギャップはまだ未解決の問題。2010/05/12
シノウ
0
インテリジェンスの歴史に関する書籍、古くはナポレオンや、クラウゼウィッツのような時代から戦争における情報の有用性と課題について述べられている。昨今は通信技術や衛星等の発達により情報がリアルタイムで取得できる。起こりうる未知の事象に対し解明できない秘匿部分、シークレットの部分は極限出来るようになったことに対し、実際に予測通りに物事が遷移するかということに関しては指揮官の意図や、突発的なトラブル等完全に読みきれるわけではない。これをミステリーの部分とするとこのミステリーは確定することが難しいことが課題だ。2018/01/15
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