内容説明
―― 幸せだから笑うのではない。笑っているから幸せなのだ。
ベストセラー『アランの幸福論』が幸せを呼ぶ写真とともに味わえる!
世界三大幸福論のひとつであるアランの『幸福論』は、“哲学を文学”に、“文学を哲学”に変えようとする独特の文体によって日本でもファンが多く、学生からビジネスマン・経営者まで幅広く親しまれてきました。
どんな環境にあっても、ものの見方や心の持ちかたを変えることで幸福になれると説くアランの言葉と通じ合う写真もお楽しみください。
「この世の中は、自ら求めようとしない人には、なにも与えてくれない」
「あなたは幸せを自分の中に持っているはずだ」
「自分を愛してくれる人たちのためにできるいちばんいいことは、
自分自身が幸せになることなのである」
本書は、93編のプロポからなる原典から、とくに印象的で私たちの心に響く名作を訳出し、写真を組み合わせたビジュアル版です。
+。・゜*:。 時代を超えて読み継がれる名作を、ぜひお手元に 。・゜*:。+
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoっぴ
63
茫洋とした未来を自らの力で泳ぐための指針となるアランの言葉の数々。シンプルだからこそ、そのときの自分に合うイメージで捉えることができ、いつでもふと感じたときに開くことができる良さがあります。癒しの洒落た写真も心を後押ししてくれそう。「希望を持ち続けるのは意志の力、逆に絶望は絶望という自らの力で強化されていく」「幸せだから笑うのではなく、笑っているから幸せなのだ」「すべての道は正しい道である」幸せはどんな環境にあっても自らが作り出すものとのメッセージがストレートに響きました。2017/06/27
ちさと
31
アランの幸福の哲学を誰にでも読みやすい形で提供してくれているところが評価できる1冊です。「物の見方や心の持ち方を変えることで、誰でも幸福になれる」と説いたアラン。過去や未来は実像を持たない印象であって目の前の現実に集中すべきということを、言葉を変えて繰り返し指南していました。比喩を上手に使って説明する法に長けているのも魅力的です。1つだけ、挿入された写真はあまり文章と合っているとは思えず余計だったような。2019/06/19
DEE
9
ヴィジュアル版なので眺めるように読むことができる。 添えられた写真もキレイだし。 「悲しくなるような考えは、すべて間違った考えである」 なるほどね。2020/08/06
かぴばら
5
読みたいと思いつつも難しそうで敬遠していました。 今回、読みやすそうなのが発売されたので読んでみました。 かなり読みやすいです。 繰り返し読みたいですね。2017/09/19
ちょむちょむ
2
どこか薄っぺらさを感じる。本書だけをアランの幸福論として決めつけるのは早計か。2021/01/31
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