内容説明
以下にあてはまる人は要注意! 「なんとなく雨が降りそうだとわかる」「季節の変わり目は具合が悪い」「寒さが苦手。冷え性だ」「乗り物酔いしやすい。飛行機や新幹線、高いところが苦手」「耳鳴りしやすい。耳抜きが苦手」……。偏頭痛、うつ、腰痛、肩こりが梅雨前~梅雨時に悪化するのは「気圧」のせいかもしれない!日本人1000万人が苦しむ「天気痛」。気圧の変化によって生まれるその病態の原因と対処法を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
78
季節の変わり目や雨が降る日に古傷が痛むというのか昔から言われてきた。ただそれが科学的に根拠があるのかといえば解明もされていなかった。この本はそのような痛みや症状を「天気痛」と呼び実態と発生のメカニズムについて実例とともに解説している。片頭痛や肩こり、首の痛み、腰の痛みなどに多くそのチェックリストも載っていた。私は以前通っていた病院で梅雨時に腰が痛くなる旨を訴えるもほとんど関係ないように言われたことがある。あくまで研究による説なので異論も多いかもしれないが気になる人は読んでみてはどうか。図書館本2017/07/23
ユウユウ
47
「天気(気圧、気温、湿度)が変化すると、人の体はそれを感知し、自律神経のストレス反応が起こる。その際、交感神経がうまく働かず、天気の変化に伴って頭痛、関節痛などの痛みが生じる。この「天気痛」の起こるメカニズムはまだ解明されていない部分もあるが、天気の変化が痛みを左右することを認識し、天気変化を察知して痛みをコントロールまたその痛みに対する認知を正しく戻していくことで、対応していく。」専門的な内容もありますがわかりやすくはしてあります。自分も天気痛ありそうなので、うまくつきあって行きたいと思います。2017/12/18
こうちゃ
17
☆4 偏頭痛 うつ 腰痛 肩こり……etc.5月、6月、この季節になぜか調子が悪くなるのは、「気圧」のせいかもしれません! 1000万人の気力を奪う“自分にしかわからない痛み・不安"を、第一人者が解消する一冊。家族が春先や季節の変わり目に体調を崩すことがあり、また病院でも気圧の変化が関係している可能性も指摘されていたので、読んでみてすとんと腑に落ちた。まさに、これこれ。 2017/09/03
jjm
10
妻と娘が雨が降る2日前から必ず腕や脚が痛くなると主張するので、これは息子の自由研究のネタになると思い、気圧、気温、湿度測定器を購入。データ収集をしていたが、色々調べているとさすがに本格的な研究をされている方もいて、本書は日本における気象病や天気痛の第一人者によるもの。気圧の変化量にセンサーである内耳が反応しているらしいこと、天気痛自体は単独の病気のようなものではなく、偏頭痛、リウマチ、うつ病等と関連して現れる病態ということらしい。2021/04/03
Humbaba
8
ある人にとってはなんでもないことが、他の人にとっては耐え難い補度の辛さを生む原因となることもある。自分にとってなんともない場合、それが原因であると気づくのはなかなか難しい。そのため、何が原因で体が辛くなるのかを知ることはとても重要なこととなる。2017/07/09
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