ドキュメント 金融庁vs.地銀~生き残る銀行はどこか~

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ドキュメント 金融庁vs.地銀~生き残る銀行はどこか~

  • 著者名:読売新聞東京本社経済部
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 光文社(2017/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334039882

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内容説明

いま、地方銀行は空前の再編ラッシュを迎えている。それは「地銀が稼げなくなっている」という単純な理由による。このことに強い危機感を抱いているのが森信親長官が率いる金融庁である。地銀は地元経済に貢献できているのか、このままでは顧客から見捨てられ、経営が行き詰まるのではないか、等々。改革が進む金融庁、そして「空前の再編ラッシュ」を迎えている地方銀行の動きを中心に、日本の金融界が置かれた現状と行方に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

89
最近はこのような分野の本や雑誌が次々と出ています。ただマスコミ自体も売れればいいという感じでフィンテックやブロックチェーンあるいはAIの本が出ています。きちんと内容を精査していく必要があるのでしょう。森金融庁は完全にうまく安倍政権を利用している感じがします。この本もどちらかというと金融庁れいさんなのですが、金融庁や経産省というのはあまり権限がないのですよね。やはり財務省や公取の方が権限は実際には強いわけです。十八と親和の合併を見てもわかると思います。金融庁の方針については今後10年後に評価が出ると思います2017/07/21

えちぜんや よーた

68
政府のことをあまり批判しない「ナベツネ新聞」にしては、気の利いたジョークで締めていたところが印象的。金融庁のことを「金融機関庁」だってさ。タイトル通り「金融庁 vs. 地銀」。毎月分配型投信を問題視するなら、売る側(地銀)だけでなく買う側(消費者)にも目利きができるよう金融教育をした方が良いんじゃないですか?金融庁の職員も公務員であり国民の奉仕者だから、金融行政に一生懸命になるのは分かるのだが、なんかのめり込み過ぎていると感じた。穿った見方をすると一般国民を「子供扱い」しているきらいが見られる。2017/07/02

メタボン

26
☆☆☆ 金融危機、不良債権処理、事業性評価による担保・保証への依存からの脱却、フィンテックと、この30年、金融をめぐる情勢はめまぐるしく変化してきた。地銀の統合も進む中、「コロナショック」が到来。金融再編の流れは加速化せざるを得ない。日銀の低金利政策もどうやら機能不全の様相をみせている。さあ金融庁はどうかじ取りを行っていくのか。今後数年間の金融政策に注目していきたい。2021/02/22

ももかさん

20
まとめ本という感じです。銀行にとって厳しい時代かもしれませんが、旧態依然がいつまでも通じる訳がなく、変化しなければ衰退するしかありません。これはどんな事業でも言えることです。銀行は色んな企業をみて知っているはずなのに…。ここから差がついていきますね。2017/08/10

fseigojp

13
仮想通貨時代の到来の必然性を説く書物だった2019/08/18

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