抵抗勢力との向き合い方

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抵抗勢力との向き合い方

  • 著者名:榊巻亮【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2017/05発売)
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  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822238483

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内容説明

敵は社内にあり!
隠れた抵抗を見逃すな

 今やどの企業でも働き方改革が急務になっています。会社によっては働き方改革のプロジェクトチームが立ち上がったところもあるでしょう。
なかにはプロジェクトチームのリーダーに指名されたり、メンバーに加わることになったりした人もいるかもしれません。
 そうした人たちが必ずぶつかる大きな壁があります。社内の「抵抗勢力」です。働き方改革に限らず、業務改革などの変革を起こそうと思えば、抵抗は必ず発生します。「必ず」です。
 抵抗する理由は様々ですが、1つだけ確実にいえることがあります。
それは「人は変化を嫌う」ということです。だから抵抗勢力が発生するのは、当然のことなのです。
 では、抵抗勢力とはどう向き合えばよいのでしょうか。数々の働き方改革や業務改革を支援してきた変革のプロである、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの榊巻亮氏が、実例に基づいて解説します。
 ポイントは2つ。1つは「人が変化に対して抵抗するのは生理現象。最初からそういうものだと分かってさえいれば、感情的にならず、冷静に対処できる」。
もう1つは「自分が変革を推進する側になると、推進側が“正義”で、『抵抗する側が悪い』と捉えてしまいがち。しかしそうではなく、抵抗する側には抵抗する側の正義があり、論理があることを理解し、まず相手に共感すること」です。

 抵抗レベルは表に見えるものや隠れているものなど、4段階に分かれます。
本書では4つの抵抗レベルおよび変革プロジェクトの3つのフェーズごとに、抵抗勢力との接し方を解説。最終的には抵抗勢力を味方に付ける技を伝授します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅうと

21
プロジェクトを円滑に進める術。2021/10/07

18
リミテッドにて ●抵抗は人間の生理現象。必ず起こるものと思う ●抵抗は放置すると育つ ●黙っていると何も話してくれないが、明示的に振り返る場があると途端に意見が出る ●知らないことが生む疎外感はすごく強烈。不信感から抵抗に繋がる ●6回伝えて6割伝わる。すぐに理解してくれると思わない ●現状を揃えるために、見ている事実、範囲、時間軸を合わせる ●月初は具体的には何日まで?等あいまいさを合わせる ▷流し読み。物事の捉え方、解釈、考え方は人によってまちまち。それを揃える作業が大切だと感じた2020/05/31

あい

8
新しいことをしようとすると必ず「抵抗」が起きる。これは自然の摂理だと理解することがはじめの一歩。これを知ってると心に少し余裕ができるなぁと思った。勉強になったところは、批判する人に対する伝え方です。一緒に未来を考える仲間になってもらえるような伝え方のバリエーションが沢山書いてありました。めっちゃメモしました。いいタイミングでいい言葉を伝えられる人間になりたい。伝え方って本当に大事だと思った。2023/05/30

Pustota

7
組織で新しいことを始めるときに生まれる抵抗勢力との向き合い方について。戦い方や攻略法ではなく、向き合い方。抵抗が生まれるのは自然なこと、憎まずに、地道に真摯に対話することが大切。こうまとめてしまうと身も蓋も無いが、様々な場面での抵抗のパターンを整理して、向き合い方のポイントを丁寧に整理しているのでわかりやすいし納得がいく。大きなプロジェクトにも小さな改良にも活かせそう。また、自分がふと「抵抗感」を覚えた時に思い出してもいいかもしれない。2021/11/16

hiyu

5
抵抗勢力の中には、実際、抵抗勢力たる存在もあるのかもしれないが、もしかしたら中々思うように進まない状況を投影し、抵抗勢力と判断している場合もあるのだろうと読み進めた。ここが成果のラインの一つになるのかな。また、マニュアルの一部変更等、日常的な枠組みの変更にも本内容は適合すると思われ、その先に事業とかプロジェクトとかの大きな枠組みの変更、更新に生かされるものなのかもしれない。コツコツとかな。2018/02/05

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