行動主義の心理学

個数:1
紙書籍版価格
¥3,080
  • 電子書籍
  • Reader

行動主義の心理学

  • ISBN:9784908736025

ファイル: /

内容説明

行動主義は、なぜ心理学を席巻したのか? ワトソンが提起した問題とは? 1910年代に行動主義を提唱して心理学に旋風を巻き起こし、37歳の若さでアメリカ心理学会の会長に選出されたワトソンの代表作。情動、発達、言語、記憶、思考やパーソナリティーなど、人間心理の諸側面を、行動の科学的な分析から探究する道筋を示し、その後の心理学に多大な影響を与えた「行動主義宣言」とはいかなるものなのか。いま読んでおきたい心理学の古典的名著、待望の復刊! 新しい組版で読みやすく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

6
心理学の古典「アルバート坊や」のことを理解するには、これを読まなくては始まらない。1968年の本を図書館の書庫から引っ張り出して読みきった。今では悪名高いというアルバート坊やの実験。要は、恐怖体験を条件づけるといったもの。情動反応を理解する時、遺伝なのか環境なのか、どうしてその反応をするのか、知る必要があるけれど、ヒトを使って実験できたのは1913年だからこそ…。行動主義心理学の祖であるからには、すばらしい試みだけれども、現代の感覚を持ち合わせでいると結構ひどい…。人間の持つ感情と反応は不思議なものだ。2020/05/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11255699
  • ご注意事項

最近チェックした商品