ソーシャルワークの理論と実践 - その循環的発展を目指して

著者名：岡本民夫/平塚良子/小山隆/加藤博史

中央法規出版（2017/05発売）

• ISBN：9784805853627

内容説明

ソーシャルワークの理論と実践の関係を検証し、両者の相互循環的な発展の意義と重要性を明らかにする。理論登場の背景、理論の斬新性、理論の再現性、理論と実践の相補性、補完性、相互批判性、限界性や可能性などの観点も加え、具体的事例を用いながら分析・検討を行う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆう。]

ソーシャルワークとは何か、様々な理論体系を事例から読み取り、その実践知・経験知を理論知として構築していくことの重要性を述べられた本だと思います。全三部構成で、１部『ソーシャルワークの理論と実践の基本的枠組み』、２部『ソーシャルワーク理論の活用と検証』、３部『ソーシャルワーク現場にみる経験知と理論の活用、その検証』から成り立っています。１部を基本としつつ、２部と３部が本著の見どころかもしれません。大変勉強になりました。

2016/08/23