新潮文庫nex<br> 青年のための読書クラブ(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
青年のための読書クラブ(新潮文庫nex)

  • 著者名:桜庭一樹【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(2017/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101800967

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内容説明

東京、山の手に広々とした敷地を誇る名門女学校「聖マリアナ学園」。清楚でたおやかな少女たちが通う学園はしかし、謎と浪漫に満ちていた。転入生・烏丸紅子がその中性的な美貌で皆を虜にした恋愛事件。西の官邸・生徒会と東の宮殿・演劇部の存在。そして、教師に没収された私物を取り戻すブーゲンビリアの君……。事件の背後で活躍した「読書倶楽部」部員たちの、華々しくも可憐な物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青蓮

97
名門女子高「聖マリアナ学園」にひっそりと存在する「読書倶楽部」。そこは学園のはみ出し者が集まる場所。学園の正史には決して残らないけれど「読書倶楽部」史として起きた事件を書き残していく。5章からなる連作短編集。タイトルに惹かれて手に取りましたが、正直、私にはあまり合わなかったです。第2章は割りと楽しく読めましたが、それ以外はちょっと微妙。良くも悪くもラノベノリでうまく世界観に入り込めなかったです。途中で読むのやめようかなって思ったくらい。辛口レビューですが私がこの作品を楽しむには歳を取りすぎてしまったのかも2017/07/03

chimako

78
もうずいぶん前に単行本で読んでいた。が、もうずいぶん前なので忘れていることも多く楽しんで読了。これは聖マリアナ学園の読書クラブ100年の歴史。決して表舞台には現れない陰の事件の記録。「青年たちの~」だが聖マリアナ学園はれっきとした女子学園。自らを「僕」と呼び、清く正しい男言葉で話すクラブの面々とそこに集う本好きの少女たち。年にたった一人選ばれる王子をプロデュースし演劇部を翻弄した者、その王子として一時君臨した者、ロックバンドのボーカルとして熱狂的に持ち上げられた者、創始者の秘密…やはり装丁は切り絵が良い。2021/01/10

ソラ

47
新潮社NEXで志村貴子さん表紙で出版されたので思わず再読も兼ねて購入。桜庭一樹さんの赤朽葉に通じる年代記みたいなそういう雰囲気がとても心地よくて一気読み。話としては綺麗に終わってとても満足なのだけれど、もっといろいろなエピソードを読みたかったなぁとも思う。2017/05/01

ブルちゃん

40
聖マリアナ学園読書クラブに代々所属する生徒が、その時代に起きた事件を書き残した記録。今まで読んだ桜庭さんの中では、一番独特‼同じ行を何回も読まないと頭に入ってこなくて😂一瞬森見さん感じたな🤣でもマリアナとミシェールの章は凄く好きだった。ブルースカイでもそうだけど昔の海外の雰囲気書くの得意なのかなー✨素敵✨そして桜庭さんってネーミングセンス良すぎ😆2021/03/05

きっしぃ

37
第三章までは読んだけど、そのあとはなんだかハマらず流し読み。「聖マリアナ学園」の歴史を読書倶楽部のメンバーが紡ぐストーリー。桜庭作品は何冊か読んでたけど、これはちょっとダメだったなぁ…(´・ω・`)第二章の『聖女マリアナ消失事件』は面白かった。 2017/10/09

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