内容説明
僕らは生まれたときから、一冊の本を与えられる。
生きる意味、運命、それらすべてが記された戯曲──『運命の書』。
その『運命の書』に従い、僕らは生まれてから死ぬまで、『運命の書』に記された役を演じ続ける。
それがこの世界のひとびとの生き方。
だからさ、教えて欲しいんだ。
空白の頁しかない『運命の書』を与えられた人間は、いったいどんな運命を演じて生きていけばいいのだろう? ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
6
何となくやり続けているソーシャルゲーム、グリムノーツのノベライズ。悲惨な物語の運命に縛られた世界で反逆する人達と、それを止めていく主人公達と何が本当の幸せなのか?と考えさせられるのが面白いゲームニアなってますね。ゲームのシナリオが好きなので買ってみたのですが、そういえばワイルドの設定なんかあったなーなどと忘れてた事があったので楽しめました。売上よければつづきだせるかも?という話ですが、ゲームのシナリオとほぼ一緒なので文庫で出して貰わないと続きかわないかなと。2017/05/13
hophead
0
借りた。ゲームは一切やってないけど面白かった。希望と絶望のバランスというか絶妙な後味の微妙な悪さがよい2017/08/04