The New Fifties<br> 鉄道おくのほそ道紀行 週末芭蕉旅

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The New Fifties
鉄道おくのほそ道紀行 週末芭蕉旅

  • 著者名:芦原伸【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 特価 ¥499(本体¥454)
  • 講談社(2017/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062692823

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内容説明

「おくのほそ道」を鉄道でたどるドキュメント。時に青春18きっぷを使い、半年間にわたり鉄道で芭蕉の足跡を追った。ただし、自ら課した5つの条件が。1.各駅停車の普通列車で移動。2.「おくのほそ道」に出てくる地名は必ず踏破。3.芭蕉が名句を詠んだ現場に同月同日に立つ。4.宿は予約せず、旅は計画しない。5.費用は極力安く。――週末を利用した旅には時空を超えた意外な発見があった。(2009年6月初版刊行)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

21
この本を読むと、先日読んだ酒井順子の『女流阿房列車』は同じ鉄道紀行文とは言ってもバラエティー番組でひな壇に並ぶ有名人の気の利いた回答が楽しい?感じの本であるのに対し、この乗鉄本は愚直で、どストライク!週末を利用して普通列車を乗り継ぎ、なるべく松尾芭蕉の辿った道筋を同じ時期に巡り、芭蕉が残した名句の場所に立って、その土地を身体で感じつつ、列車や駅周辺、沿線の紹介も怠りない。ちょっと細かすぎるところもあるが、いずれも行ったことがある場所なので当時を思い出しながら楽しく読むことができた。これこそが紀行文だと思う2019/12/19

onasu

21
昨夏、山形にて訪ねた古民家(封人の家)で、そこに芭蕉が泊まったとの話しを聞き、今年の不忍の一箱古本市で記憶にあったこちらを。  芭蕉が旅したのと同じく半年、筆者は週末を利用して計10回、現地では普通列車を使っての足跡を辿る。期せずして馴染みの地が多かったので、思いのほか楽しめた。震災前の石巻の項は切なかったが、あくまで紀行なので堅苦しくないのもいい。  「荒海や 佐渡に横たふ 天の河」、出雲崎に泊まった折は荒天、且つ晴れても夏の天の川はそこに見えないのに、何故そう載せたのか。にしても、鉄旅に出たくなった。2016/06/11

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