内容説明
債権法、定番教科書の新版。新項目「ルール創りの観点から」では改正法案の考え方を理解させ、新法施行までの学習のあり方を示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tieckP(ティークP)
4
定評のある入門書。入門とはいえ、民法で言えばたぶん2/5くらいの分量で1冊なので、それなりに深い論点も扱ってある。書かれている内容自体は良くも悪くも他の入門書で触れられている内容と同じだが、本書の特徴はそこにはなく、筆者が自分をさらけ出し、信頼させることで内容を覚える意欲を引き出そうとしているところで、章ごとに俳句も読んでいる。民法改正に言及があるのは良いが、改正者への批判は繰り返されるとややくどい。改正後の民法を覚えたくなくなるので、批判はまとめてしまい、あとは覚える読者目線で書いていただけると嬉しい。2019/11/26
りん
4
債権法はボリュームも多く内容も複雑なので総論各論全体を見通せる本書は入門として非常に有用。2017/06/11