内容説明
近代新宗教の雄、霊友会の創始者、久保角太郎。近代と格闘し、新たな〈救い〉と〈自立〉の道を切り拓いた、希有な宗教者の生涯と思想とは。その知られざる実像を提示し、日本近代の意味を問う画期的な大著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガチャ
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知人に霊友会の教えを実践している人がいるので、図書館で見かけ読んでみた。先祖供養を通して、自分を見つめ、自立して生きていくこと。人は人との繋がりで、自分が生かされている、といった久保角太郎の信念が知れた。ただ、その実践は霊友会に入っていなくても自分の心がけや意志があれば出来るものでもあると感じた。あと、生い立ちなど細かく丁寧に述べられていたのは良かったが、根拠となるものがなく、ほとんど著者の想像やこうって欲しいという願望で記されているのは如何なものか。霊友会信者が読むには楽しめる内容だと思う。2018/04/11
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