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内容説明
「ネスカフェ アンバサダー」「キットカット受験生応援キャンペーン」……世界も驚く右肩上がりの成長を続ける、ネスレ日本のトップが明かす「日本にいながら世界のエリートに勝ち続ける仕事術」。著者は日本の大学を出て、超巨大グローバル企業であるネスレの日本法人に入社し、以来34年間、ずっと日本を拠点に仕事をしてきた人物。海外留学、勤務経験はほぼゼロにも関わらず、「ネスカフェ アンバサダー」「キットカット受験生応援キャンペーン」などネスレのスイス本社も驚く斬新なビジネスモデルを提案・実行し、成功に結びつけ、現在では超巨大グローバル企業の幹部として、世界から高く評価されている。そんな著者は、こう断言している。「どんな国・会社・組織で働いていても、考え方や意識を変えれば、世界に通用する人材になることは可能である」。著者のキャリアだからこそ知り得た「世界基準の働き方」について、これからの日本を担う世代に向けて語り尽くす1冊。 【本章の項目】●グローバルに考え、ローカルに行動する ●日本人にとっての「当たり前」を疑う ●リーダーの条件は「勝ち続けること」 ●まず小さく実行してみる ●問題解決力より「問題発見力」 ●四六時中、顧客の問題を考える ●作業をしない ●一番難しいことから先にする ●相手が納得せざるを得ない事実を示す ●嫌いな上司からも150%の評価をもらう ●目標は常に3年先まで立てる ●尊敬できる人を見つけ、持論を持つ…… etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
49
自分が世界、ではないけれど、そう言い切っていい実績かな。少なくともネスレのネスカフェアンバサダーは発明ですね。キットカットもオフィスに欠かせないおやつです。以下メモ。仕事、仕事以外を区別せず、様々な場面で見聞きしたことを自由に結びつけていく方が人生トータルでの生産性は上る。マーケティングとは、お客様が困っていることを見つけてその人にとって価値あるサービスや商品を提供し、問題を解決すること。失敗とも呼べないほどの小さな躓きさえ恐れていては、人と違うことなどできない、勝ち方さえ知ることもできない。2024/09/08
アイスマン
11
マーケティングの定義は「顧客が抱えている問題を発見し、それを解決する事」であるが、マーケティングで最も難しいのは「顧客が抱える問題を発見する事」だ。 ここでいう問題とは、顧客が意識していない問題であり、潜在意識で感じている問題だ。 この「顧客が無意識に感じている問題を発見する能力」は人間にしかできない(AIにはできない)能力なのである。2018/03/27
ponte
5
良い本だった。以下備忘録。 ・グローバルに考え、ローカルに行動する。 ・マーケティングとは、「顧客が抱えている問題を発見して、それを解決すること」 ・働くすべての人が、「自分はだれのために仕事をしているのか」を明確にしてほしい。 ・生産性を上げたいなら、働く人すべての人が、「仕事」と「作業」の違いを正しく理解する必要がある。 ・志とは、シンプルに言えば、「自分は何をしたいのか」ということだ。 ・自分を高めるために、自分で設定する目標が重要。 ・いったん慣れた仕事は、すべてルーティーンだと考える。2017/05/29
Sugiwoggie
4
やっと読了。2017/06/25
幸福堂
4
消費者目線での問題の発見。 小さく行動を始める。 実行を繰り返す。 どれも基本の事と思いがちだが行動が伴いません。 本書は実に多くの示唆を与えてくれました。 DE:22 2017/06/18