内容説明
記憶に残る名作『恐竜大紀行』の続編『大恐竜紀』2編も収録!! その他、科学への好奇心をくすぐる珠玉の8編を収録!! 『錬命術』:遺伝子組み換えなどで、人類の都合で生命を新たにデザインされた生物たちは……!? 第1話:Trypoxylus dichotomus 第2話:Grampus griseus 第3話:Corvus corone 第4話:Homo sapiens/『ジュリアの法則』:天才女子高校生が大活躍! 本格、学園科学ミステリー!! 第1話:記憶 第2話:科学/『大恐竜記』:時は白亜紀末。激変する世界を懸命に生き延びようとする恐竜たちの物語!! 第1話:白亜紀末 大恐竜記 第2話:巨大ワニとの死闘/SF漫画の名手が贈る珠玉の短編集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おーすが
4
岸大武郎のSF短編集。Kindleの読み放題で。ちょっと懐かしい感じがするけど嫌いじゃない。むしろ好き。読み応え◎カラスの話も良かったし、第4話ホモサピエンスに出てきた中間言語GEATHEにキュンとしたー2019/08/09
さとさとし
2
お初の岸大武郎。恐竜大紀行の岸大武郎の短編集。 表題作の錬金術は生命をデザインをテーマにした4つの短編で構成されてる。自然を大切にしよう的なテーマがちょっと古臭いが、どれも悪くない。とくに4つめのDNAの研究をしていた博士をアジアの辺境を訪れる話はSF的アイディアも面白くて好き。JKが主役のSF、ジュリアの法則も作者はJK書くの苦手そうだが、内容はよい。大恐竜記は、恐竜の人間のような意志があると想定してかかれる白亜紀の物語(擬人化ってこういうのも言うんだっけ?)、恐竜書くの超うめえ、独壇場。2021/12/28
緑虫@漫画
1
PHPっぽいなあ。何らかの実があって漫画はそれを語るための従に過ぎないあたりが。2012/04/01
にゃー
1
尺が短くてメッセージ性に偏りすぎ。カラスの話は最後の文学性を評価。記憶の話もなかなか。世にも奇妙なレベルか。2012/02/20
なたでこっこ
0
作者の作品は「恐竜大紀行」以来。今も現役でありがたいこと☆2012/09/19