内容説明
「ほんとうに自分がしたいことはなんだろう？」「いまのままの自分でいいの？」生き方に悩んだとき、自分に自信をなくしたときに勇気と知恵をくれる「マザー・テレサの言葉」を23選び、愛のあふれる温かい絵とともに紹介します。好評既刊『世界で一番たいせつなあなたへ』『あなたのままで輝いて』に続く「マザー・テレサの言葉」シリーズ第三弾。「できないのではありません。できることが違うだけです」「いろいろなことを付け加えて、人生を複雑にしてはいけません」「ありふれたことに、人並み外れた愛を込めなさい」「見ているはずなのに、見えていないことがたくさんあります。心の目を開いて、しっかり見ましょう」……解説文を執筆した片柳弘史氏は、カトリック教会の神父。マザー・テレサに神父になるよう勧められ神父になった経歴の持ち主。マザーのことをよく知る神父だからこそ書けた一冊です。自分の「心の声」を聞くための方法も掲載！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
89
このシリーズはずっと読んできていますが、今回も響きました。マザー・テレサの優しい言葉と片柳神父の語る想いが心に染み渡ります。どうしても自分をマイナスに見てしまったり、虚偽の自分をアイデンティティのように強く持っていたりしやすいもの。そんな自分自身をいい意味で壊してくれるような感じがしました。本当の自分を見つめることのできる1冊。RIEさんのあたたかみのある色彩のイラストも素敵です。このシリーズはきっとずっと読んでいくのだと思います。2017/06/05
優希
74
再読です。マザー・テレサと片柳神父が教えてくれる生きるヒントがあたたかく心に染み渡ります。RIEさんのイラストにも癒されました。どうしても自分を卑下し、虚構の性格を作り出してしまいがちなところを良い意味で壊してくれる1冊です。本当の自分になること。できないのではなく、しないだけで、外聞を気にしているだけなのかもしれませんね。本来の自分を大切にしてあげたいです。2018/07/05
ヒロミ
38
相変わらず胸に沁み入るマザーの言葉が満載。普段から「ゴミ」「クズ」「価値がない」等の言葉を耳にするたびに小さく傷ついていたが、その傷から目を逸らしてはいけないと思った。心の声に耳を傾けよう。人はたとえ身体が不自由でも祈ることはできる。それぞれの花を咲かせることができる。花の美しさは比べられない。つい「自分には価値がない」と落ち込みがちの私にとっては折にふれてひらく一冊となりそうです。2017/06/12
otukisama
2
カラフルで暖かいイラストに惹かれ、シリーズ3冊を自分へのクリスマスプレゼントに購入。RIEさんのイラストが、マザー・テレサの愛に溢れた深みのある数々の言葉、片柳神父の実話を交えての語りを包み込んで、更なる愛を奏でる。癒された！さあ、ほんとうの自分になるために、静まって祈り、自分の心と向きあおう。2017/12/24
