内容説明
23歳の夏帆は、弱小ブランドで働くファッションデザイナー。幼い頃から夢見てきた仕事だったが、どこか中途半端でもどかしい。気になる若手芸人との関係も思うようには進まない。そんな時、先輩に誘われ、新しい会社に移る。そこでパリコレの刺激を受け、一流のものを知ることで、いつしか自分の中の野心に気付く。仕事の成功も本物の愛も、自分で掴みとる! 共感を呼んだ話題の長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
266
真理子さんの作品(特にステップアップもの)はほぼ全部読んでいる私にしてみれば、今までの作品のツギハギ、焼き直しにしか思えなかった。今どき、ここまでバブルを引き摺るか?主人公の女の子、オトコを天秤にかけるのはいいけど、もっとうまくやんなよ。頭悪すぎだよ...。ラストも唐突だし。こういうのに限って新刊で買ってしまった、私は究極の負け組( ・᷄ὢ・᷅)2017/09/16
扉のこちら側
71
2018年157冊め。結末は著者らしいが、主人公に魅力を感じなかったため、半分ほどまでは退屈に感じていた。ユータの母親が戻ってきてから、カナコとの関わりからの交流の広がりあたりは面白みはあったが、林作品にしては生きるのに賢くない主人公とパッとしない男の組み合わせが惜しかった。2018/05/22
カブ
45
夏帆23歳。お洋服をつくる人になりたいと専門学校から町の洋服屋のデザイナーに。そんな普通の女の子がパリコレや、モデルのカナコに刺激され、変わっていく。2017/05/03
ひろちゃん
42
自分が欲しいものに対してそれを手に入れようとものすごく努力する姿勢はすごく私と似ている。この主人公は自分が大切だからあまり他人のことは考えていない。しかも重大な決断をしていてもすぐぶれているから大きなことになってる。自分が決断したことに対して責任持つのが大人ってのはまさにだと思う。2017/12/28
カーミン
37
夏帆は23歳。吹けば飛ぶようなブランドで働く、鳴かず飛ばずのファッションデザイナー。恋人は売れない若手芸人で、仕事も恋愛も思うようにいかない。華やかな世界で、野心を持って突き進む夏帆を頼もしく思いながら読み進めていくと、「アレ?こんなラスト!?」と最後でガックリ。ファッションの世界も芸人の世界も厳しいものだとは思うけれど、あのラストはあんまりだわ。2019/02/20
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