内容説明
伝統医療アーユルヴェーダを取材し続けてきた旅行ライターが、原因不明の病気にかかり、ステロイド治療を受けることに。ステロイドと副作用に翻弄される日々に疑問を感じ、代替医療に光を見いだそうとするが……。「みんな同じ医療でないとダメ?」「この治療、信じていいの?」と煩悶し、時に医師とぶつかりながら、その先に見いだしたものとは。自分らしい医療選択とは何か。健康とは何か。インフォームドコンセント時代のヒントがつまったノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Gajip
3
MSCライブラリー アーユルヴェーダを10年以上も専門に取材している著者が病気になり、西洋医学と東洋医学やスピリチュアルなど駆使し病気と闘う奮闘記。 人間の身体は分かっていないところも多いのだから、医学医療も万全ではない。だけど病院に行けば治ると思ってしまうし、治療法にも疑問を抱きづらい。 治してもらう意識ではなく自分で治す意識が必要なのはとてもよく分かる。その上で、この主治医のように全てを聞いて受け止めてくれて、一緒に進んでいこうとする医師に巡り合える事が大事。2025/09/24
クリキントン
2
筆者は海外旅行ライター、スリランカに惚れ込み渡航すること42回。アユルヴェーダに信頼を置く筆者が難病でステロイド治療を開始することになるのですが・・・西洋医療の限界を感じつつも相性の良い主治医に出会えたことはこの上ない幸せだと思います。2017/11/26
ちよす
1
タイトル通り迷走し模索する病中こ心理を曝け出した文章には好感を持った。医療否定者だけでなく、普通に医者のお世話になる私たちの中にもある現代医療への不信感が率直に書かれていて、共感するところもあった。ただ、著者から感じられるのは、強烈な、病的とも言える自分以外への不信感。自分が納得しないと嫌、というスタンス、理解はできるけど、随分と生きづらそうだなぁ、お医者さん大変だったろうなぁと感じる。医療に携わる方々に読んでほしい一冊だった。2017/04/13
三鷹台のすずめ
0
たとえば私が同じ病気と診断されステロイド投薬をすすめられたとしても不安になると思う。なんといってもスリランカでアーユルベーダの奥義に自ら飛び込んでいった作者である。西洋医療の症状だけみて人をみない、投薬中心の治療に不信感をもって当然だろう。一方若い担当医もがんばったと思う。まるで恋人のように全身全霊でぶつかってくる女性に媚びず対峙した。いい医師になると思うわ。2017/09/16
しょうこ
0
かなり共感できた。重い病気に向き合った時に結局自分で調べて向き合って選択していくしか無い。著者の不器用だが真っ直ぐな生き方に勇気をもらえた。




