内容説明
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木材や紙管を用いた建築で世界の注目を集める坂茂。プリツカー賞受賞後の主要作を加えた増補改訂版。
2017年4月に完成した、パリの音楽ホール「ラ・セーヌ・ミュジカル」をはじめ、プリツカー賞を受賞した2014年以降の主要作品も紹介。また、国内外の被災地での取り組みも追加しました。
ボーダーレスに広がる坂茂の活動を過去から現在まで、すべてを網羅した、木造という注目分野の実務教本であり、海外にチャンスを見出したい人のための「生き方」の指南書でもあります。
◎増補改訂版で収録したプロジェクトは以下の通り。
・ラ・セーヌ・ミュジカル(2017年)
・大分県立美術館(2015年)
・女川駅、女川温泉ゆぽっぽ(2015年)
・タメディア新本社(2013年)
・紙のカテドラル(2013年)
◎「被災地・紛争地マップ活動マップ」(CHAPTER1)は、2013年以降の取り組みも加えて再構成した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
275
坂茂氏は特異な、しかも得難く実に貴重な建築家である。冒頭に紹介されるカトリック鷹取教会(神戸)がそのことを如実に物語っている。この教会は阪神淡路大震災後に、災害救援活動の拠点として、まず集会所が建てられた。なんとそれは紙の管を使った「紙の教会」であった。それは大いなるメリットがあって、まず資材を調達しやすい上に、価格が暴騰している時にあっても、比較的安価で建築が可能であったこと。しかもそれは300人以上のボランティアと信徒、神父さんたちが力を合わせて作り上げたものであった。2024/03/29
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